薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

体が悲鳴をあげている?

年が明けてくらいから、なんか体が変だったんですよ。
喉に何かが詰まったような違和感があり、息苦しいというか。

正月疲れかな、風邪かな。ストレスがかかると、胸がつかえたように苦しくなるというのも知ってます。

暫くして、私の胃の調子からくることに気がつきました。

 

胃が痛いわけではないけど、胸が息苦しく、酸っぱいものがこみ上げてきます。以前、逆流性食道炎になったことがありますが、それに近い感じです。

 

私の場合、胃の入口が緩い為、胃の中のものが逆流しやすいと言われています。胃酸を抑える薬を増やすと、少しは改善されてきました。

 

それから、生活も少し見直しました。夕食の時間を早めにして、食後に30分程度イスに座る時間を作るようにしました。

 

それまでは、食べ終えるとすぐに片付けをしてキッチンをすべて綺麗にしてました。次に母をお風呂に入れないといけないので、のんびりと座ってはいられないのです。

母は夕食が終わるとすぐにお風呂に入りたい(もっと早く寝たい)と言いますが、いつも片づけを待ってもらっています。

ホントはもっと、食後はだらーんとしたいけど、今は無理ですね。

でも食後の30分間じっと座るだけで、その後の体の動きは格段に楽だと感じます。自分の為に、30分はきっちりと確保していきます。

 

最近、時間割のある生活をこなしているようで、正直しんどいと思うことがあります。ご飯の時間は3食きっちり決まっていて、お風呂も寝る時間も、毎日ほぼ同じ時間です。規則正しい生活は良いことと思うのですが、もう少しゆるっと暮らしたい。

 

それに連動するかのように、以前とくらべ、何事にもすごく神経質になっています。

部屋が散らかるのがイヤ、段ボールなどのゴミが押入れの中にあるのは我慢できない、飲み終えた缶ビールがたまるのは、とてつもなくイヤ。
だから、いつも片付けることばかり考えています。

 

最近の私は「きっちりし過ぎ」
なんでかな・・・
以前の私はもう少し適当だったのに。期限付きの要件をやりながら、いつも先回りすることばかり考えてる。

でも、何が何でもやらなきゃいけないことなんてないよ。
自分で自分を締め付けてないかい?

そんな風に思うようになりました。
もう少し頑張らないで生活していこうと思います。

 

 

お相撲カレンダーを喜ぶ母

大相撲1月場所が、14日の日曜から始まってます。母は歳をとってから、相撲を見るようになりました。仕事を辞めた後の70歳過ぎから、何となく見始めたんだと思います。高齢者あるあるかな。

 

野球、サッカー、ラグビーなど他のスポーツは、ルールをある程度わかってないと、
「よくわかんないけど、なんで?」
となるけど、母は相撲を見ても、そんな風に思わないようです。

相撲は、大きな巨体がぶつかり合って、押し出したり、いなして追い込んだり。土俵から出た方が負け!と見ていてわかりやすい。勝敗もすぐに決まる。
これが、高齢者や認知症の母でも楽しめる理由だと思います。

 

昨年末に夫が、会社で相撲カレンダーをもらってるけどいるかな?と言うので、「いるいる!!」と持って帰ってもらいました。

 

こんなのよ。

これを見た瞬間、「ああっ!!」と母の小さな悲鳴・・・


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開いてみます。1月は、横綱照ノ富士


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知ってる人いますか?


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そして、母のお気に入り力士が、この方。

「翔猿」(とびざる)さんです。  
キーボードで打ち込みながら、こんな字なんだと認識。印象的な良いお名前ですね。


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この方は、凛々しいお顔立ちの、イケメン力士です。

 

母のお気にいりの基準は、どうやら顔面のようです。取り口や体つきが好みという相撲好きもいるけど、母の場合「顔がいいから」とキッパリ。なんとも清々しい。

 

「高安」も応援してるようです。勝った負けたと気にしてます。演歌歌手の人(杜このみさん)と結婚したよ、とよく言ってます。印象的な出来事があると記憶に残り、応援に繋がるのでしょうね。

あとは、舞の海が解説してると、「舞の海よ!」と喜んでます。小さな体ながら、色んな技で相撲ファンを楽しませてくれました。
舞の海さんもイケメンさんですね。

 

母から何度も言われたのが、

「このカレンダーをテーブルの上に置いたままにしたい」

ですって。別に構わないけど。
テレビの前の、ローテーブル上に常に置いてる状態です。

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母は、たまに広げじーっと眺めてます。
カレンダーは、写真集のような扱いになりました。

 

一生モノなんて、ないと思ってたけど

今週のお題「一生モノ」
面白いお題なので参加します。

常々私は、物質のモノに一生モノなんてないと思ってきました。義両親のモノの他、色んなものを片付けて処分してくると、そうなりますよ。

このお題をみた瞬間、販売員が「一生モノです!」と商品を勧める怪しい光景しかイメージできないのが、ちょっと残念です。

私の場合、「必要ですよ、きっといるよ」と購入を勧められ、その後、こんなの買わなきゃよかったと後悔したことがあります。
遠い昔ですが、結婚した時についでにと揃えたものに多いです。

モノは、時間が経つと劣化したり、形が古くなったり、後にもっと良いものが出たりしますからね。

 

物質のモノよりも、子どもの頃や若い頃に経験したことの方が、はるかに一生モノだと思います。プラスのこと、マイナスのこともある。人により受け止め方は違うけど、マイナスと思ってたけど、結果プラスにしてることもある。

それがどこに影響してるかなんて、自分では気が付かないかもしれません。
言えるのは、若い頃の経験は、脳細胞にとてつもなく大きな影響を与えてるということです。一生モノです。

 

気分をかえて、「一生モノは何?」と母に聞いてみました。
うーんと暫く考え、出てきたのが、

「宝石!!」

母のいとこが宝石店を営んでたから、結構買ってたようです。プラチナや18金のものは、確かに一生モノかも。

母の宝石箱の中には、指輪(プラチナ、18金)、ネックレス、カメオなどもある。沢山持ってるわけではないですよ。何かあるたびにお金を握りしめ、ウキウキと買った品なんでしょう。今風に言えば、自分へのご褒美だったのかも。今はプラチナの結婚指輪しかしてませんが、少し前は何かあるたびに、よく身に着けていたようです。

 

宝石と聞くと、私の一生モノは18金のネックレス、と気が付きました。太くも細くもないから、重くないし、ちぎれる心配もあまりありません。一年中つけてます。

これは、母が30歳くらいで購入したものだそうで、あなたにあげると10年前にもらいました。たぶん私は、これからもずっとつけると思います。そしていつか娘に譲ろうと思います。


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このネックレスを母が購入したのは55年前だから、お値段はもうわかりません。お金の価値にするとどのくらいあるだろうと調べてみました。

その当時の金の価格は、およそ1グラム900円、それが現在は10000円くらいです。
金の価値は11.1倍になってます。

 

これが、18金の買取価格となると、1グラム7800円くらいです。(1/14、なんぼやさんから)

もしも買取ってもらうとなると、3.5グラムのこのネックレスは、27300円になります。スゴいかな、55年前のものがこの価値。
売ったりはしませんよ、大切なモノですから。

 

「一生モノなんて、なーい!」と思ってたけど、私にもありました。

 

余ってるハンドソープを他のものに使ってみる

コロナ禍ですっかり定着した手洗い。うちはもらいものが重なり、ハンドソープが沢山あります。娘にもあげたけど、それでも在庫は減りません。

なにせうちの家で、ハンドソープ使うのは私くらいなんですよ。

 

うちの母は、恥ずかしながら食事前に手を洗うのをやらなくてですね……
特に昼食はパンだから、「手を洗ってね」と言うと、
「いや汚れてない」
「さっきトイレに行ったからその時洗った」
とか言います。たまに洗っても、お水だけです。

足が悪くヨチヨチ歩きだから、洗いに行くのが面倒なのもあると思います。そこを、エイヤッと頑張って歩けばいいのに、やらない。私がおしぼりを渡すのも、何だかな、歩かないことを助長しそうなので、やってません。

 

夫はいつも仕事で家にいないから、どのくらい手を洗ってるかはよくわからない。
「亀のココタを触った後は、必ず手をソープで洗って!」
サルモネラ菌が!」
と言うけど、そんなことお構いなしの人ですから。


そんななので、うちのハンドソープは一向に減らないのです。

 

メルカリで売るのもありだけど、宅配便の送料を考えると利益は少ないです。それなら、自分の家で洗剤として使ったほうがいいと思います。

 

真っ先に思いつくのが、浴室!!

汚れを落とす洗浄剤だから使えますね。いつもお風呂洗いは「バスマジックリン」を使っていて、かなり消費します。

うちのお風呂は、3年前にリフォームすると、とても掃除しやすくなりました。
以来私は、心を入れ替えちゃんと掃除するようになりました。

でもね、綺麗にしようと掃除すればするぼど、洗剤は瞬く間に減っていく。それなら、余ってるハンドソープを活用するのがいいです。

 

トイレにも使えますね。これは皆さんやってるみたいです。泡がモコモコ出るタイプだと、フチの裏とかが洗いやすいと思います。ふんわりいい匂いするし良いですね。

 

衣類の洗濯前の、えり汚れなどの部分洗いに使うのに使ってる記事も見ました。これはどうかな…
洗濯洗剤として使ってる方も。これは匂いが衣類につくから、やらないかな。

 

それと、ハンドソープをボティソープとして使うのは、あまり向かないようですね。ハンドソープの方が洗浄力が強いようです。特に殺菌成分が入ってるのは、肌が荒れるかもしれません。

 

キッチン、浴室、トイレ、と用途別にメーカーから様々な商品が発売されてるけど、基本の成分が同じ場合は、どこでも使えるのだと思います。

余りがちなものも、こうやって消費していくと在庫は減ります。
押し入れに物が一杯は、嫌いなんでね。

 

 

火事のニュースが気になります

東京の旧田中角栄邸800平方メートルが全焼とのことでした。大きなニュースになっています。田中真紀子さんが、お仏壇に「線香を上げた」と話しているそうです。線香から??ローソクなのでは?と思ったけど、倒れた線香からの出火も毎年報告されているそうです。テレビでは、線香から燃え広がる実験映像も流れてました。

 

また、1月3日に起きた、北九州市小倉駅近くの鳥町食道街での35軒の火災は、店主が鍋に火をかけたままその場を離れたそうです。火がついたままだと、高温になり炎はあがるでしょうね。

 

火事が起きたと聞くと、石油ストーブ?ガスコンロの消し忘れ?タバコの不始末?といつも火災の原因が気になります。
火事が起きたことは報道されても、原因が何だったのかがわからないままです。

ちょっと火事の原因を調べてみるとですね、タバコ、たき火、コンロだそうです。(放火もです)

あとは、コンセントとブラグの間のホコリで発火するのはよく知られてますね、これはお掃除するしかない。
長いコードを束ねたり巻きつけるのもダメで、熱を帯びそこから火がでるそうです。
夏なら古い扇風機のモーターが発火するのは、いつも夏に言われてることです。
うちの親なんて、いつもテレビを見ている割には、どれも知りませんでした。

 

私の家でも、火災はやはり一番気をつかってます。ガスコンロからIHに替え、キッチンから火があがる可能性はかなり減りました。うちは対面キッチンで、火を使う場所が一番奥なんです。だからいつも心配でした。

 

両親が住んでた実家では、石油ストーブ・電気ストーブ・ガス・古い扇風機と危ないのがずらりと揃っていて、使うのをやめるよう言っても、怒って聞き入れませんでした。

兄が同居を始めてから、危ないものは捨てました。
石油ストーブは古かったせいか、季節はじめに点火すると火があがった、と報告がきました。危なかったのですよー。
高齢夫婦が火を出すことがなかったのは、今更ながらよかったと思います。

 

これうちの仏壇です。久しぶりにロウソクに火を灯してみました。母がうちで生活するようになり、仏壇に置いていたライターは隠しました。
でも母がお参りすることはないです。


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線香を半分に折り、横に寝かせます。これがうちのやり方です。


線香を立てる・寝かせるは、宗派によります。今後は火災を考え「寝かせる」人が増えるかもしれません。

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ロクソク、線香も、LEDのがたくさんでてますね。そういうのも良いと思います。
高齢の方は、火をつけるのが習慣になってるから、受け入れられないかもしれませんね。火を触らせない何らかの対策は必要だと思います。

 

私は、「どうしてもロウソクは灯したい、線香には火をつけたい」などのこだわりはないので、これからも「チーンだけ」にします。
(仏間が母の個室になってるので、すでにそうしてる)

 

安全が第一です。

 

 

年末の大掃除での出来事

年末の大掃除のアクシデント。IHクッキングヒーターが割れました。

キッチンの換気扇の掃除中、バランスを崩して足を隅の方についてしまい、
パリッと割れた💦(夫)

ということです。

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あーあ……これはダメ、ショック。もう使えません。これを設置したのは、8年前くらいだったと思います。ガスをやめてIHにしたんですよ。まだまだ使えたのですが、仕方ない。

 

2023年12月31日のお昼どき。電器屋さん今日はあいてる!!とすぐに買いに行きました。お客さんはまばら、同じメーカーのを選んですぐに購入しました。

でもそこの店舗には、在庫は置いてないとのこと。それはそうですよね、システムキッチン用のだから、大きいので置き場所とりますね。なので、正月明けの配送となりました。

 

晦日の夜〜正月あけに届くまで、どうやって調理しようかと考え、結局買いました、卓上IH調理器です。


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これと、オーブンレンジでどうにかなりますよ。

その日の夜は、唐揚げを作るつもりだったので、油で揚げずオーブンで焼きました。これは普段からよくやってます。

年越しそばを一つのコンロで作るのが、ちょっと大変でした。アツアツは無理ですね。スープと麺を茹でるのが同時進行できないから、どうしても冷めてしまいます。やはり麺類だと2ついりますね。

おせち料理は、最低限しか作ってないからさほど問題ではなかったです。切って詰めるだけがほとんどですし。お煮しめも早めに取りかかり問題なかったです。

娘たちもお正月過ぎにやってきたから、大丈夫でした。意外と何ともなくて。

ただ、お金はドーンと出ていきました。大きなお金が。

これが、
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こうなりました。明るくなりましたよ。1/4に設置。

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同じメーカーの後継機種を買ったので、ボタンの位置が同じです。
前のと、どこが違うのでしょう?色が違うことしかわからない…

夫は娘に、大変なことをやってしまったと説明してました。私は思わず「あら、自分で言うんかい?」と。ブログでも記事にしておこうね。

 

24年の年明けから、地震のほか大変な出来事が続く。うちのアクシデントなんて、ちっぽけなことね。

 

 

人の想像力、共感力はどこで培われるのだろう?

ブログを読んでいて、何かしらグッとくることがあります。

ある方のブログ。介護がこの一年とても大変になり、自分はよく頑張った。でも、誰もそれをわかってはいない。だから、よくやった自分を褒めるというものでした。

あーっ、と思わず頷いてました。大変なことは自分しかわからない、他の人は何も把握できてない。当人にしかわからないことはありますね。

 

私の場合、それは介護ではなく、うちの家庭環境・単身赴任のことかな。
親族からも、誰からも「なんでよ?」と批判めいた扱いを受ける中、胸が熱くなるような経験をしたことがあります。
かなり前の出来事、義母と義姉の話です。

 

膠原病の持病があった義母は、70歳を過ぎたあたりから、みるみる老いていきました。でも頭はしっかりしていて、一人暮らしは続けてました。

実家への帰省は、子どもたちの受験その他の事情で、夫だけになりました。

長崎県に単身赴任していた夫は、長期の休みになると、うちの家に寄らないまま広島県の実家に直行でした。年末年始と向こうで過ごし、うちの家には一晩だけ泊まり、赴任先に帰って行きました。
父親がほぼいない状況は、何年続いたかな、5〜7年くらい?

子どもらの思春期の微妙な時期と、義母の体調の悪化が重なりました。義母の最後の半年は、入退院を繰り返し77歳で亡くなりました。

 

葬儀の後、三女の義姉が、私にこう言いました。

「これまで、休みの時も家族で過ごすことができなかったね。ごめんね。やっとこれから弟と一緒に過ごせるよ。」(こんな内容だったと思う)

私はビックリしました。そんなことを言われるなんて思ってませんでした。
うちの家庭状況を想像していた人がここにいる。心配もしてくれてたようでした。病院への泊まり込みでゲッソリと痩せた義姉からの言葉に、涙が出そうになりました。

その義姉は、親の面倒を主に引き受けてました。お弁当を毎日届けたり、病院に付き添ったりと。義姉本人も介護で、家庭や仕事を犠牲にしてきたと思います。

 

相手の置かれた状況を想像する力、他者を大切に思う優しい心がないと、こういうことは中々言えないと思います。しかも介護に全く関与しなかった私に。この義姉の話は、夫や娘にもしています。

 

♢ ♢ ♢

 

単身赴任してると言うと、「子どもが可哀そう」と随分と言われてきました。「一体いつまで別居?」とか「それでいつ終わるの、帰ってくるの?」とか聞かれてました。確かに父親不在は、子どもの心身にマイナスの影響を与えたと思います。

夫の不在を、親にも他人にも、私は愚痴ったことはないですが、逆に、周囲が私に「大変だね、一人の子育て」と心配されたことは………なかったと思う。言われると覚えてますよ。

 

普段人は、他人の家庭を想像したり、何かに気が付くことなんてないのだと思います。他人の事情なんて、誰もわからないし、わかるはずもない。

自分のことしか興味のない人もいます。たまたま経験がないせいで、相手の苦労を想像できない場合もあると思います。だから大変なときは、ヘルプは口にした方がいいと思います。
そこで相手は何かを考える、相手がどうでるかも確かめてみる。

どうか皆さん、無理をせずご自分を大切になさってくださいね。