私ですね、母のことで、もっとこうすればよかった・・・と心の底から思ってることがあります。それは体重に関すること。
体重が重いと、ヒザや足など下半身に負担がかかります。もっと早くに気が付いて、母に教えてあげてたら、と思います。
あんなにヨチヨチで歩けなくなるなんて、
こんなに腰が曲がってしまうなんて、
まったく想像できてなかった……
母は、70代半ばあたりから、あれよあれよという間に体型が変化していきました。元々O脚のガニマタだったけど、みるみると更にヒザが外側に曲がり、同時に背中も曲がって……会う度にショックを受けてました。
母は60代で交通事故にあい腰を骨折しました。歩きにくいのは骨折の古傷もあるでしょうけど、ガニマタのせいもあると思います。
長年整形外科に通っていたのに、腰の痛みの治療のほかは何もしなかったらしく、体重も測ったことなどは一度もなかったと言います。
ほんとうかしら?
体重が増えると、ヒザや足に負担がかかることを、医師に指導してほしかったです。
医師や看護師が指導せずに誰が言う!!って思いますよ。
兄や私も常に「太り過ぎはよくない」と指摘してきたけど、身内の言うことなんて聞く耳もたず。言うだけ無駄って感じでした。
それと、母と話してると本人の中に、
「自分は太ってる」
という認識がないのが何ともね。歩きにくくなったのは、すべて交通事故のせいと思い込んでいます。
もちろん事故もあるけど、体重増加によるヒザの開きも原因だと思っています。
母はこうも言います。
「誰からも太ってると言われたことない!」
「だから、私は太ってない!!」
これにはびっくりしました。
そりゃーね、よそ様は他人に「太ってますねえ」とか言いませんよ。
太ってるかどうかは、人からの評価で決めるものではなく、体重の数値とかBMIとか腹囲で決めるものです。
以前(70代くらい)、153cmの63キロくらいで、BMIで計算すると、
26.91!肥満1度ですね。
洋服は、上半身Lサイズ、下半身は2L。
* * *
うちの家で暮らし始め、1年で3キロ体重が増加しました。
慌てた私は、食事の見直しをしています。
◯菓子パンは買わない
買うなら食パンやロールパンで。母は菓子パンが大好きです。
○甘いコーヒー牛乳をやめた
割とすんなりとインスタントコーヒーにできました。スティックシュガーは3グラム。
○ご飯の量を減らす
昨年秋までは、このご飯の量で200gでした。
それと、夕食時、週に1,2回はおかわりしてました。
この上に少量のせてみて再現してみる。
これは255グラムですww
どんぶり飯じゃん。
86歳のバアさんの食べる量ではないよ。うちの夫でも食べない。娘たちが食べ盛りのときでも、こんなに食べてなかったよ。
↓
最近は180グラム前後。それでも多いですか?
もう少し減らして160グラムにできたらいいですね。
ご飯は、出された量で済ませましょう、と言い、
「腹八分目!!」といつも言ってます。
でも、たまにご飯のおかわりをしたがる。そんなときは別のおかずをすすめます。黙り込んでムーっとした顔してます。
この先、もしも歩けなくなると、自分でトイレに行けないなど介護が24時間体制になります。入浴はもう家ではできないと思います。腰の悪い私ではどうにも動かせません。
人生終盤の親に、好きなものを好きなように食べてもらいたいけど、歩くことに影響がでるから制限せざるをえない。悩ましいなあ。