薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

スーツは、やっぱ濃紺で 

新年度で夫が転勤となり、私までが何かとあわただしいです。

会社での「お衣装」が、作業着からスーツへと変わり、身の回りのものを揃えるのにあちこち買い物に出かけています。

ほっとくと変なの買ってくるんですよ。安物買いの銭失いタイプです。買ったのは、ワイシャツ、リュック、靴、靴下などなど。
あと、スーツがもう1着いると言ってます。

 

これまでスーツは、洋服の青山とかの紳士服のお店で、なんとか合いそうなのを、仕方ないねと購入してきました。標準体型とは言い難いので、吊り下げた中から選ぶのはちよっと無理があります。

今回はオーダーのお店に行き、一着作ることにしました。10年前にも一度作って結構よかったんです。

私が「買おう!長いサラリーマン生活の最後のスーツになるよ。」

そう言って勧めると、いつもケチな夫が作る気になりました。ものを買うとき、特に衣類を買う時はいつもこんなです。説得がいるというか、引っ張って連れて行く感じ。
アルコール類は積極的に買うのに、なんで?? 

 

まず布地選んで、細かいパーツ選んで、実物に近いものを着て、こまめに調整。やっぱりオーダーはすごいな。フツーので、フツーのでを繰り返し言い……

質素倹約を美徳とする夫は、高いの勧められてもモチロンはじき返す、頼もしい。オーソドックスなフツーのスーツ1着は、4万円プラス消費税でした。きっと夫の、想定というより、容認できる範囲内だったと思います。

仕上がりまで1ヶ月かかるんですって。そんなものですか?

 

職場でスーツ、ワイシャツ、革靴が必要なサラリーマンの方や私服の方も、相当な出費ですね。うちは3年間を除き、ずっと会社支給の作業着だったら衣装代はかかってきませんでした。

 

店内は他の客が一人もおらず、貸し切り状態。男女二人の店員さんに、丁寧に接客してもらいました。

静かに見てると、娘たちの制服採寸を思い出しました。気分の晴れやかさと緊張感がまるで違うけど。セーラーの濃紺が本人の雰囲気に合ってて、チョー可愛かったんですよ。嬉しそうでしたし。
うーん、もう随分と昔の話ですね。