薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

ママ友への年賀状はやめることにした

随分と長いこと考えてきました。年賀状を出すのをやめようと思う人がいるんです。それは、転勤先で出会ったママ友たち。

 

子どもたちが幼いころ、同じマンションだった人や、同じ幼稚園だった人など、かなり親しくなりました。普段はお互いの家を行き来して遊び、たまにパパたちも一緒に焼き鳥屋に行ったり、家族ぐるみのお付き合いでした。
そういえば、ぞろぞろと団体さんで列車に乗り、旅行に行ったこともあるなあ……

お互いに転勤族で同じ年齢の子どもがいると、話がとても合いました。ママ同士の年齢も近かったこともあり、愚痴も言い合う仲でした。

気が付くと、とても近い距離感になってしまい、どうしよう?と思ってる矢先にその方が転勤になったりもしました。お付き合いは、適度な距離感が必要という学びもありました。

子どもを授かり「子育ては孤独なんだ」と感じてた私にとって、「共に過ごす人たち」は、とても心強い存在でした。実際に一緒に過ごしたのは、それぞれ3年程度でした。

 

住んでる場所が離れてしまい、子どもたちが成長するにつれ、次第に連絡はとらなくなりました。今では、年賀状のやり取りだけです。

特に気が合う人とは、転居後も連絡を取りあってました。ですが私の諸々の事情で(仕事・子どものことかな…)精神的に会える状態でなくなり、誘いをいつも断ると、次第に疎遠になっていきました。

そんな状況だったけど、毎年12月になると年賀状は書いてました。家庭内が不安定だと、年賀状を送る気持ちにはなれない、その気持ちには蓋をして。

みんなからの年賀状には、いつも家族の近況や写真があり、私の心はざわつきました。

 

送りたくないのに、なんで年賀状書いてたんだろうな。
書けることもないし、送りたくなきゃ無理して送らんでもよかったのよ、って昔の私に言いたいです。

 


この先会うことのないであろう5人のママ友に、年賀状じまいを送ることにしました。文例は、いくらでもネットにあるからそちらを参考にしました。住所と名前の下には、携帯番号とメアドも書きました。

来年の干支は辰で勇ましいイラストばかりで、可愛いのはあまりないんですよ。
こんなの使いました。

「勝手ながら 本年をもちましてどなた様へも
 年頭の挨拶を欠礼させて・・・・」

これで気分はスッキリします。受け取ったママ友たちはどう感じるかわからないけど、向こうも、「そうなんだね」くらいだったらいいな。

 

縁あって、私と仲良くしてくれたママ友たち、ではなく……子育ての日々を共有した、かつての友人たち。
あのころはどうもありがとう、感謝します。あなたがいてくれたお陰で、私はなんとか無事に過ごせたよ、楽しかった。

 

・・・このブログに書いても、友人たちには何も伝わらない。
でもホントにそう思うから、ここに記しておきます。