薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

保険とうまく付き合うには 見直しが必要だし時効だってある

ご存知ですか?保険の請求の時効が3年ということを。3年が経ってしまうと、お金の請求はできなくなります。

たった3年で請求できなくなるなんて!!早すぎやしませんか?
医療保険なら入院時の請求をしたことがあります。退院してすぐにやったので、時効は意識したことがありませんでした。

時効の3年は、保険法で定められていることだそうです。
死亡した時にでる生命保険の場合だと、受取人が請求することになるので、

「あなたを受取人にしてるよ!」
「時効は3年よ!」

と本人に言っておくのは大事なことですね。

お次は保険の見直しをした話。

母の加入してる生命保険(終身保険)の受取人を変更しました。
受取人が、父・兄・私の3人だったのを、今回、父をはずしました。
父は認知症だから、本人が請求するのはもう無理です。

変更にあたり、保険会社の方がうちの家にきました。契約者の母が、変更の意思表示をし手続きができました。

 

もしも父が受取人のままだと、どうなってたんでしょう?

「受取人 認知症のとき」とネットで検索すると、

成年後見制度を利用する
指定代理人特約をつけておく
あらかじめ受取人の変更をしておく
などが出てきました。
あれ?保険請求の為に、成年後見制度を利用するってことですか??
うーん、わからん・・費用も発生するし、現実的ではないですね。

 

先日亡くなった伯母の保険の受取人は、母たち姉妹でした。姉妹のなかに、認知症で請求ができない姉がいます。従兄弟に尋ねてみると、

・受取人が認知症という診断書を医師に書いてもらう。
・診断書は、病院が保険会社に提出。
(診断書の提出に、親族が関わることはできない)
・代理で請求する人の、戸籍謄本、印鑑証明、マイナンバーカード……が必要とのこと。

こんな流れらしく、かなりの手間と時間がかかります。

 

♢ ♢ ♢

 

親の加入してる保険を確かめたのは、5年前くらいです。父の運転免除返納で毎月のように説得にいってた頃です。

保険の内容を確かめるのがちょっと遅かったですよ、もう少し早く見ればよかった。昔お付き合いで入ったもの、保障が重複してるのもありました。それらは解約しました。

親が高齢だと何も判断ができないし、何一つ本人たち主導でできないです。早い段階で一緒に見直しをした方がいいと思います。