アラサーの二人の娘それぞれと話をして、何かしらの閉塞感。
詳しいことは書けないけど、人間って置かれてる状況が違うと、それぞれの言い分ってありますよ。一方を聞いて納得しても、もう一方の考えはとてつもなく違って愕然とする。
それぞれ、歩んできた道が違うから仕方がない。
どうにか落としどころはないのかと、グルグル考える、考える・・・
そうだ私、取り敢えずインスタグラムはやめよう、ことの発端の。いつまでも親が子のインスタ見てるのおかしい。こんなのありますよ、とばかりに、娘の友人のアカウントが出てくるのも、見てはいけないものを見せられて、不快、なにあの機能・・・
インスタの利用解除の手続きをしました。完全に削除されるのは一か月後とのこと。そんな猶予期間を設けてるのは、どうしてかしらね。
娘には娘の世界がある、それに近づいてはいけないと思う。
そして、もっと娘と距離を置きたいとずっと思ってた。向こうも同じだと思う。
私はいったい、いつまで親であらねばならないのか。
悶々としながら、てくてくと歩く道。
頭に浮かんできたのが、この歌です。
藤井 風 「帰ろう」
この曲を初めて聴いた時、これまで私が触れてこなかった部分を表現してると思い、正直辛かった。こんな若い方が作ったことにも驚いた。
でも今は、何のためらいもなく、飽きることなく繰り返し聴いている。
人はいずれ死ぬんだ、人は、オレはどう生きればいいのだろう、と問いかけてると思いました。その時の心理状態により、捉え方も様々でしょうね。
歌が素晴らしいのはもちろんだけど、ミュージックビデオで見るのが更にいいと思います。
特に胸を打たれる2番の歌詞
最後あたりの歌詞を抜粋
♬去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物 手放そう♫
♫憎み合いの果てに何が生まれるの
わたし、わたしが先に忘れよう♬
人生を達観したような壮大な歌詞。
とんでもない才能ですね、藤井風さんって。
いったいあなた何ものなの?