「うちのダンナは何を食べても美味しいって言うの、つまんない」と言う人がいました。今晩のおかずの味付け失敗と思っても、「うん、美味しい」って言う。頑張って凝ったことやっても気が付かない。それで味の違いを説明しても通じない。
彼女曰く「もう、バカ舌!!」30代お若い夫婦です。
「バカ舌」ですか・・・笑ってしまいました。でも、ダンナさんが味にうるさく神経質だったら、毎日お料理が大変ですよね。だからそれもいいよ何も困らないし。
それならうちの夫もバカ舌よ、ということで皆と笑いました。
この前ビーフシチューの素を使いシチューを作ったら、夫は、美味しい美味しいを連発しました。
「オレこんな味が好きなんよ」って。
むむー、使ったのは市販のルー。スナック菓子に使ってる調味料と同じ味がする、いかにもって味なのに……おまけに肉は豚バラ肉。
牛肉を使わないのは、母が嚙めないから。
それってバカ舌って言うのよ、と夫に言ったら「何それ?」と細い目をいっそう細くして笑ってました。うちではこれまで「舌がお子さま」「味オンチ」とかそんな表現してたけど、今度からバカ舌って使おうかな。おかしな言葉ですね。
言ったら怒んないかなと思っても、言われてナゼか嬉しそうにする夫は、やっぱ変な人。
牛肉、デミグラスソースを使い圧力鍋でビーフシチュー作ったら、もっと旨味のある美味しいのが出来るのに、とわかっててやらない私も、ちょっとね。作ったことは一応ありますよ。
このところ圧力鍋の調理をやらなくなりました。キッチンに電源が足らない、置くスペースがないとか、そんな事情もある。寒くなってきたから、美味しい煮込み料理が恋しいので、圧力鍋を引っ張り出して作ろうかな。
それと、石油ストーブを使い、コトコトとお料理できるのは羨ましい。
うちはモルモットを飼い始めた時に、危ないからとストーブは売りました。今は足元のヨタヨタしたオバアがいるから、ちょっと無理かな。
柿ばっかり食べてます。