薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

「自分のせいだと思うのはやめよう」と言った日々

娘を育てている時、困ったことがよくありました。私たち親が活発に話してると、喧嘩してると勘違いすることがあったのです。

そんな時は、変な顔をして泣き顔になるのですぐわかりました。
「喧嘩ではないから、気にしないでね」
の説明はいつものことでした。

もっとも私は、「子ども面前での夫婦喧嘩はやらない主義」です。私の子ども時代は、親の日常的な夫婦喧嘩が苦痛でしたから。

うちの子は、普通に話し合ってるだけで喧嘩してると受け止めたり、さらに自分が原因と思ってることもある。私は、何故そんなこと思うのだろう??と不思議でした。私にはない感覚をもち、自分を責めがちな娘です。

 

製造業で勤務してる時、社員の不機嫌は自分(パート)のせいではないかと悩む人がいました。

機械を動かす社員は、職人技のような繊細な技術が求められる仕事で、毎日違う種類のものを作りました。調整が難しい商品になると、包材はそこら中に溢れかえり、必死の形相で何度もやり直しをしてました。食品の製造だったため、作業には時間の制限もあり、彼らは必死でした。

そんな朝の立ち上げの頃に出勤してくるのが、私たちパートでした。
パートの中に、
「社員に挨拶をしても今日は不機嫌だった。私なんか悪いことしたかな、嫌われてるのかな」
と言う人がいました。機械相手に奮闘してるから不機嫌なのよ、と説明したことがあります。上手くいかないと不機嫌にもなるでしょうし、挨拶もそっけなくなりますよ。

それと、ある時は上機嫌、またある時は不機嫌な社員もいて・・・あの社員の不機嫌は、あなたのせいではないよ「本人の問題」と繰り返し言いました。「他人の不機嫌が自分のせいかも」と不都合なことが起きた訳でもないのに、自分を責める人は割といるようです。

少し前から気になる言葉で、「自責と他責」があります。何かあった時、自分のせいだと思う人、他人のせいだと思う人の両方がいると言います。

自責の考えがある人は、何か物事で問題が起きた時、原因は自分であると考えます。そんな思考の人は、原因を追究し改善することができると言えます。一方他責の考えの人は、何か起こった時、第一に他人が原因であると考えます。

となると、ビジネスの場では、自責思考を持つことは大切なのですね。自らを振り返り、己を反省することにより、改善でき成長も見込めます。しかし、自責の考えばかりでも、自分を追い込んでしまいそうです。自責と共に他責も必要で、バランスが大事と唱える人もいます。

 

よく見るYoutubeのチャンネルを貼ります。精神科医の益田裕介さんです。
世の中の出来事を見ながら、緊急に動画を出すこともあり、不安定になりがちな私たちを救ってくれます。

 


www.youtube.com

はてなブログでは、「ますだ」と言えば「増田」ですが、
私の中の「ますだ」は益田医師です。