今読んでる本、「脳科学者の母が、認知症になる」(恩蔵絢子著)の中に、そうなんだ!と思うことが書かれていたので紹介します。この言葉、
デフォルトモードネットワーク
私は初めて聞いた言葉です。これですね、本の中から抜粋し要約しようと試みましたがうまくできず、難しいな。ネットからちょっと拝借します。
人の脳は、
仕事や勉強などで頭を使っているよりも、ボーっとしてる時や何も考えていない時の方が、よりエネルギーを使い活発に動いている。
この「ボーっとしてるとき」に活性化する脳のネットワークのことをデフォルトモードネットワークと言います。
何もしてない時に働く脳のネットワーク、ということです。
このデフォルトモードネットワークの役割は、
自己認識〜自分自身について考え、自分はこういう人間だと考えること。
見当識〜自分は今どこで何をしているか。置かれてる状況を把握すること。
記憶〜経験したことや学んだことを整理する
ボーっとした時間を作り、デフォルトモードネットワークを活性化させると、
・ひらめきやアイデアが生まれやすくなる
・記憶力などの能力がアップ
・人間関係などのストレスの解消
・今の自分がやるべきことがわかる
・人生や生活の軌道修正ができる
ぼんやりしてる時の脳内では、あらゆる情報を整理整頓する作業をして、これから起きる出来事を「無意識にシュミレーション」し考えがまとまることが多い
ということです。
いいですね、私は一人になりボーっとするの好きですから、それでいいんだと思いました。仕事などで忙しい方も、意識的にそんな時間を作ることが必要ですね。隣の人とおしゃべりせず、スマホ触らずにね。
♢ ♢ ♢
読んだ本の中では、デフォルトモードネットワークの説明があり、活性化にはボーっと散歩することが推奨されています。散歩は体にいいことだとわかってましたが、脳にもいいのですね。脳の仕組みが、このようなものとは知りませんでした。
実際、著者の高齢のご両親は喜んで散歩に出かけるようになったそうです。
この本は、脳科学分野のことは難しくてさらっと流し読みをしました。認知症のことは既に知ってることもありましたが、細かな分析をされてることもあり、とても参考になりました。
それと、著者の恩蔵さんがお母さまを大切に思ってるのがよくわかりました。親子の距離が近め・・・かな。恩蔵さんは、きっと丁寧に育ててもらったのだと思います。それはそれでうらやましいなと感じました。
私なんかは、恩蔵さんよりずっとクールな目線で親を見てると思います。私が結構冷淡なのは昔から自覚があり、親子の距離感は元々遠めです。兄弟そろってそんなです。皆さん色々なんですね。
ーお散歩で撮影ー
やばい、あるじゃん国道沿いに
セイタカアワダチソウ
可愛いなこれドライにしたい エノコログサ?
ナンキンハゼ そのうち真っ赤に紅葉します
ナンキンハゼのアップ 葉が可愛い
まだ咲いてます スイフヨウ