薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

知り合いをネットで見た時は、驚く

2日前のことです。夫の帰りが23時過ぎといつもより遅く、寝る時間が24時を過ぎました。眠いのを通り越し、なんだか寝つけなくて、ついネットのインスタを開いてしまいました。普段寝る前は見ないんですが。

スクロールしてると美容院のリールが出てきて、それはショートカットの仕上がりを後方からぐるーっと撮った動画でした。

あらいい感じ、と数回見て、あれあれっ?!と思いまた数回見て・・今度は、鏡に一瞬うつる顔を見よう!!と思い、何度も繰り返し見るけど、お顔はわからない。

美容院のコメントに「博多」の文字。
いいねがついてるのは、見たことあるユーザーネーム。

「これうちの長女じゃん!!!」
ウトウトしてたけど、眠気が吹っ飛びました。

長女ちゃ〜ん、、美容院行ったんだね。でもよくインスタに出たなあ。SNSに距離おいたり、デジタルデトックスやったり、ネット上には名前や顔が出ないようにしてる子なんだけど。
今回のは、顔は見えないから知り合いでもきっとわからないです。

以前勤めてた職場の人で、書道を習ってる人がいました。展示作品をネットに載せる際に、氏名を掲載してよいかと聞かれたそうです。イニシャルで載せる人もいて、その方は氏名を載せることに同意したそうです。

私は「えっっ!ネットに名前を出してるんですか?」と思わず聞き返しました。「ネットに名前出すのはやらない方がいいの?」と聞かれ、即座に「はい」と答えると、ちょっと気まずい雰囲気になりました。

私より5歳年上のその方は、自分の作品だから氏名が出るのは構わないと言い、なんでイニシャルにするのだろう?とも。

余計なこと言ったと思い、「そういうことは、息子さん(30代社会人)に相談されたらいいですよ。」と言い話を終わらせました。作品を見てねと言われたけど、その時は検索しませんでした。

◇◇◇

退職後、ふと彼女のことを思い出し、禁断の扉をあけるような気分で氏名を検索してみました。作品は、見覚えのある字の、柔らかな素敵なものでした。

驚いたのは、横に顔写真が載っていたことです。小さめで少し斜めを向き、まさしく本人とわかる写真です。顔写真のことは言ってなかったけど、見てはいけないものを見た気分でした。本人が同意の上でしょうから、「見てはいけないもの」なんてことはないですね。

私はネットに氏名や顔写真を載せるのは、考えたこともないです。決して超えない一線を、軽々と超える人はいるのですね……