薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

土地を持つのは悩ましい

本日早朝に、遠くから「シャー、シャー」と何か音が聞こえて、うっすらと目が覚めました。時刻は午前5時。一瞬、夫が早くから庭仕事してるのかと思ったけど、そんなはずもない。

シャーシャーとホウキで掃除をするのは、道路向こうにある竹やぶの持ち主でした。その方は、定期的にやってきて掃除をします。台風が過ぎた後などは、翌日に掃除することもあります。

台風や強い風が吹くたびに、竹やぶの、道路をはさんだ手前側の私たち住民は、そこら中が竹の葉だらけになり掃除に追われます。
車にも沢山葉っぱがくっつきます。

うっそうと伸びてる竹はこんなの。鳥たちの住処にもなってます。フェンスの手前には歩道があります。

うちが竹やぶについて苦情を入れたことはありません。地主と思われる方が、定期的に掃除をされますからね。でも区長さんに相談しようか、の話にはなります。

先日は地元市議さんの広報チラシに写真付きで「こんな苦情きてます」と竹やぶの写真が掲載されてました。うちの近所の方が市議さんに相談したのだと思います。

 

ここは元々山で、山を造成して作られた住宅地です。山を持っていた人が、宅地や道路に土地を取られて、細長い竹やぶの土地が残ったのだと思います。土地は傾斜していて、その下には田んぼが広がっています。
細長い土地も、道路と一緒に買い取ってもらえなかったのかな?必要な部分以外は買い取らないとなると、残された傾斜地の使い道は、いよいよないですね。

別の角度から見た竹やぶ。

長ーいです。竹の葉で、歩道が安全に歩けないと苦情が出ると、早々に対応しないといけません。土地を持つと管理するのも大変です。

長さは、住宅7軒分くらい。何メートル?70mくらい?
地主さんは、竹やぶ手前の歩道を、5時から8時くらいまで、ひたすらホウキで掃いていました。

 

8時ごろ起きてきた夫が、早朝からのホウキの音で目が覚めたと言ってました。だけど竹の葉の掃除だから仕方ないとも。夫は、今でも広島の実家裏に広がる竹やぶを切っているので、竹やぶを持つ地主さんには同情的です。

「オレ手伝おうかな」とか、「竹を切ればいいのに。竹の切り方は、こうやって切ったらあまり生えてこなくなる」と身振り手振りで私に解説をするので、
「手伝ったりしなくていい、向こうがビックリするよ」と言っておきました。

70歳くらいの地主さんの作業する様子を見て、「すごい、手慣れてる」といつも感心しきりです。いつか近づき、夫は話しかけそうな気がする。夫はそういうとこあります。