薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

オレオレ詐欺にあわないよう対策を

オレオレ詐欺は一向になくなりません。つい先日も福岡市内の79歳の女性が、現金700万円をだまし取られる事件がおきました。

警察によりますと16日午後、福岡市早良区に住む79歳の女性の自宅に、病院の医師を名乗る男から電話がありました。 男は「息子さんに咽頭がんの疑いがある」と告げたあと電話を代わり、息子を名乗る別の男が「病院で携帯電話と財布を忘れた。がんになったらどうしよう」などと話したということです。 その後も立て続けに電話があり、金の工面を求められた女性は、自宅に訪れた男に現金700万円を手渡したということです。夕方、帰宅した息子に確認し詐欺だと分かりました。

「あれだけ世間でオレオレ詐欺が報道されるのに、何故だまされるのだろう?」

と思うかもしれません。若い方なら、何それおかしいと気が付きます。でも高齢者は判断能力が弱く、色んなところから電話が立て続けにかかってくると、パニックに陥ってしまうのだと思います。見ず知らずの人に多額の現金を手渡してしまうのは、なんとも理解し難い行動ですが、相手のことを信じ切ってしまうようです。

もしも実家の両親(93歳と85歳)が、電話で言葉巧みに現金を求められたら、言われた通りにするかもしれません。日頃から「電話の詐欺には気をつけてね」と言っても、その場になると舞い上がり判断能力を失うと思います。私達が思ってる以上に、高齢者は何にもできません。うちの両親を見てるとそう思います。

高齢の親族のおられる方は、あらかじめ何らかの対策を打った方がいいと思います。可能なら、いっそのこと固定電話を解約、または番号を変更するという手もありますね。

実家のオレオレ詐欺の対策としては、同居の兄が二人の預金通帳を管理し、家に多額の現金も置かないようにしています。固定電話はナンバーディスプレイ、非通知は着信拒否にしています。

♢ ♢ ♢

うちでは以前から、固定電話に迷惑電話やセールスの電話が頻繁にかかっていたので、2021年に電話番号を変更しました。変えて以降は、どこからも、誰からも電話がかからなくなりました。快適。番号の変更は、親族・知人友人などには年賀状で通知。カード会社、銀行などにも少しずつ変更をかけました。変えて良かったと思っています。

迷惑電話が多いのにも理由がありました。いつからかは不明ですが、氏名・住所・電話番号がネット上に公開されていましたから。

かなり以前、NTTのハローページ(50音別電話帳)に掲載したことがあり(仕事の関係で仕方なく)、それを元にNTTとは関係のない誰かがネット上に掲載したようです。初めて某サイトに気が付いた時は、ビックリ仰天しましたよ、ショックでした。

それと10年以上前のこと、「ご主人が交通事故にあいました」のオレオレ詐欺の電話を受けたこともあります。警察官と名乗る男のしゃべりが下手で内容もおかしなものだったので、私はすぐに電話をガチャンと切りました。詐欺だと気がついても、私は心臓がしばらくドキドキしました。夫の携帯に連絡を入れ、警察にも通報しました。
穏やかなひとときを乱す、迷惑な行為はなくなって欲しいです。

電話番号変更の過去記事です。

kusuriyubino.hatenablog.com