薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

父が肺炎で入院

昼間にスーパーで買い物をしている途中に、父の老人ホームから連絡が入りました。

前日から熱が出て、翌朝になっても具合が悪いので病院へ行ったということでした。検査の結果、誤嚥性肺炎との診断を受けました。93歳で高齢ということもあり、入院となりました。

嚥下機能がかなり落ちているようです。体の機能は次第に衰えおり、食べ物を上手く飲み込めないようです。なのに認知もあるせいか、本人は不快なことを何も訴えないそうで、体の不調の発見は遅れがちになります。

 

病院にかけつけ、久しぶりに父に会いました。点滴をされ、救急のベットに横たわる父に話しかけましたが、声をかけてもあまり会話になりませんでした。私が、

「気分悪い?」と聞くと

「いや、どうもない」「何ともない」との答え。

ひとりでゴニョゴニョとしゃべりますが何を言ってるか聞き取れず。

その後、ベットで点滴も打たれた状態で、「帰る」と起きあがり、看護師さんらを慌てさせました。ホーム側の看護師さんが日頃の父の様子を伝えると、病院の看護師さん達は心配そうな面持ちになりました。横で聞いてる私は何とも言えない気分でした。

部屋は、ナースステーションの近くになりました。点滴を自分ではずしそうですし、部屋から抜け出しウロウロもしそうですから。この病院でも早々に要注意人物確定のようです。

 

シモツケ

今回の症状の誤嚥は、高齢のため体の機能が弱まっていることからです。上手くものを呑み込めなくなってくると、たんの吸引が必要になってきます。となると、看護師が24時間常駐していない今の老人ホームでは対応できないので、回復してもホームに戻れない可能性もあると言われました。

この先、体が衰えていき必要になってくるであろう、たんの吸引や管で栄養を入れるのは医療行為です。対応できるのは、療養型の病院、特別介護老人ホーム(特養)とのことです。特養は介護3からが入居の条件なので、介護1の父は入れません。現在介護認定は変更申請をかけてます。

3月半ばにホーム(住宅型老人ホーム)に入ったばかりなんですけど……帰りたい帰りたいばかりを言ってる父は、この先もまた環境がかわり混乱するのでしょうか。

まずは、肺炎をちゃんと治療することですね。治療は、抗生物質の投与、点滴、あと足腰が弱まらないよう早めにリハビリをするということでした。