薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

病院よ、もっとしっかりして。入院費で振りまわされた話

父が誤嚥性肺炎の為入院しています。

先週土曜日、入院手続きの一つで、「限度額適用認定証」をもらってくださいと言われました。入院の際の自己負担が限度額までになる制度です。家に帰り、週明けにどのように申請しようかと考えていたところ、マイナンバーカードを取得しているのでその必要はないと気が付きました。

 

週明けになり病院に問い合わせをしたところ、マインナンバーカード提示で確認できると言われました。老人ホームに預けているマイナンバーカードをもらいに行き、その後病院にいきました。

そこで病院に言われたのは、

「もう所得の確認はできています。マイナンバーカードは、いりませんよ。」

私、「……」

75歳以上の後期高齢者医療の人は、オンラインで確認できるので申請は不要だそうです。もっと早く何故言わない?ちょっとビックリ。

そもそも、どうして限度額認証を公布してもらえなどの案内をするのでしょうか?入院の書類の案内をするときは、その人にあわせた案内をすべきです。
私は病院に「後期高齢者なので、限度額認定証のこの案内は必要なかった」と紙を見せました。最初に案内した人があまり理解できていなかったのでしょう。

入院時の限度額認定証は、
後期高齢者医療(75歳以上全員)の人→いらない
・マイナ保険証またはマイナンバーカード(健康保険証を紐づけてる人)を提示→いらない
・75歳未満のマイナンバーカードのない人→いる

食事代が減額される場合があるなど、細かいことはまだありますが、ざっくりこのような解釈でよいかな、さほど難しくもないと思う。入院案内する方は、最低限知っておくべきことだと思います。事務所自体(自治体の病院)に横のつながりもないようです。

 

気を取り直し、経過が順調だという父と面会しました。医師によると、飲み込む力も充分にあるので、食事も徐々に普通食に戻していくそうです。体を動かすリハビリも始まっています。

相変わらずじっとできないので、昼間はベットではなく車いすに座らされています。
そして看護師さんの目の届くスタッフステーションの傍らに父は「置かれて」います。
その姿、、もう笑うしかない…
看護師さん「○○さん、動きが早いんですよ、特に立つときの動作が」だそうです。父は自分で車いすを動かせるようでした。

車いすに座った状態で、さらにシートベルトのようなものをつけられています。調べると「拘束帯」というそうです。父の状態を考えると仕方のないことです。
私と会話する様子を動画に撮り、皆で見ました。母は少し安心したようでした。

拘束帯はこんなの、参考までに。