今週のお題「メモ」
人はいつまで文字や文章の読み書きができるのでしょう?
最近一緒に暮らし始めた母(85歳)を見ながら思います。
母がうちにきてから、私は家の中の数ヵ所に、文字で言葉を表記しています。
例えばおトイレ。蓋の内側に「おわったらフタをしめてね」と書いています。蓋を閉める習慣がなかった母は、ちゃんと蓋を閉めるようになりました。すごいすごい。
固定電話には「電話はでないでね」と付箋を貼りつけました。私が出かけてる時に、母がうっかり電話に出ることはありません。
すごーいって言うと、「だって書いてるから」と。新しい環境になっても、文字が読めるから対応できるのですね。
最近の母のもっぱらの日課は、チラシでゴミ箱を作ることです。すんなりできることもあれば、できないことも多いです。黙って1時間くらい格闘してるときもあります。
私は見かねて、ホワイトボードに手順の説明を書きました。
最初は四角に折って、次も四角で、次は三角に折ってその次も三角で・・・と説明しボードには、
「1四角四角、2三角三角……」と書き呪文のように一緒に唱えました。
説明してその時はできるけど、その後すぐに迷ったり、何故か全く違うことをやってみたり。今のわざとボケた??いやいや、そんなことするわけもなく……まるで毎日が吉本新喜劇。老いると大変です。
母のゴミ箱をストックしてるカゴを見て、笑いましたよ、こんなものがありました。いつの間にか母が紙に書き写してます。このメモを見ながら作るのでしょうね。これを見てもすんなりとは出来ないのですwww
でも字はちゃんと書けてますよね。きれいな字は昔から。
この先長生きすると、次第に体が弱り認知も進み老いていく。そうしたら、やがて文字を忘れ、書くこともできなくなるんでしょうか?
読み書きは幼い頃に習得しているので、そうそう忘れることはないと思うのだけど(特に読み)、認知の進み具合や個人差もありそうです。こればっかりは、この先どうなるかわからないことなんでしょうね。
ゴミ箱です。あると便利。
いつもゴミ箱ばかり作ってて、ストックは増えるばかり。どんだけ作るんだろ。