特別お題に参加です。お題の募集のところに、
「しなきゃ」という既成概念に縛られず、自分の価値観や選択を大事にできる世の中になって欲しい そう願うLIFULL STORIESと、特別お題キャンペーンを実施します。
とあり響きました。素晴らしいお題です。特に若いころの私は、既成概念に縛られてたと思います。
気になるニュースを見ました。Z世代の約5割が「子ども欲しくない」
18歳から25歳までの約半数が、「将来、子どもが欲しくない」とアンケートに答えました。理由として「お金の問題」とした人は2割弱にとどまり、「お金の問題以外」が4割を超えました。
さらに「お金の問題以外」の理由を聞いたところ、「育てる自信がない」「子どもが好きではない」「自由がなくなる」が多くを占めました。
現代の社会は情報が豊富にあるので、このような結果になるのでしょうか。
「お金がかかる」「育てる自信がない」は私も思ってましたが、「自由がなくなる」の想像はあまりできていませんでした。
色んな情報を持つ現代の若者は、よく知りながら、意志を持って未来に向えます。これは強味だと思います。
さて昭和の話で恐縮ですが、私は早い時期から、「結婚はしなきゃならないこと」と思ってました。「しなきゃ」の既成概念は、今ほど情報がないこともあり、親世代からの影響が強かったです。若かった私は、物事を深く考える習慣はありませんでした。思考が停止の状態で、あまり考えることなく結婚したのです。
そんな感じの私は、結婚後は未知の領域に踏みこんだような感覚に陥りました。
「聞いてないよー」みたいなこともたくさん経験しました。
・子どもはできた?といつも催促される。
・一人目、二人目と女子を産むと、次は男子を産むよう言われる。
・長男だから親と一緒に住むよう、実家に戻るよう言われる。(仕事は転職せよ)
いつも誰かに何かを言われ、随分と困惑しました。それでも私たちは、静かにやり過ごしました。その通りにしない私たちに、親族は胸中穏やかではなかったと思います。
ちなみに今日まで、夫は実家を出てずっとそのまま。子どもは娘二人。職を失うこともなく、親子4人での生活も確保でき良かったです。
(愚痴のようになりましたね・・・)
最後に・・・
60年近く生き思うのは、世の中の移り変わるスピードが驚くほど早いことです。土地神話は昔話ですし、持ち家志向などもこの先微妙です。
これからも世の中のありようは、進行形で変わり続けると思います。世間の当たり前も、既成概念のしなきゃも変わっていくのかな。いつの時代になっても大事なことは、よく知り、よく考え、自身の判断を大切にすることだと思います。