薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

幼かった私が遊んだもの

今週のお題「わたしのコレクション」

およそ10年前くらいから、実家に置いたままの人形が気になるようになりました。行くと見られているような視線を感じるんです。目が合うというか、気になる。そう感じると棚から取り出し持ち帰りました。

どれも小学生の頃遊んだもの。


f:id:kusuriyubino:20220316222640j:image

中央にでーんと座っている色黒の女の子は、いとこの兄ちゃんが空港で買った私へのお土産。もらった時家族から、「怒ったときの顔と似てるよ」なんて言われて笑われました。強烈な風貌なのでダークな役割をさせ遊んでたと思います。いとこからの想い出の品なので捨てるなんてできず、今日まで生き残りました。これって何人形っていうのでしょう?名前もないまま。愛嬌があります。

その左は、叔母からもらった貯金箱。北海道のお土産です。昭和の頃、愛国駅から幸福駅ゆきの切符が大ブームになりました。そこで買ったようです。大好きな叔母からのものなので、今でも大切に飾っています。

ルノアールの絵画がプリントされた手鏡は、いつも持ち歩いていました。その他、高校生の時に使っていたシャワーコロン、白鳥の小物入れ。どれもある日ふと「いいな」と思い持ち帰ったものです。

子どもの頃に遊んだそれらは、随分と長い期間寝かされた後、私の愛おしい大切な物になりました。どれも寝室の自分の近くに置いてます。見るとなんだか落ち着きます。

元々私は、気に入ったものを買い集めることはあまりしません。この年齢になり、次第に物は持たない生活にもなりました。ですから、「私のコレクション」と言われても、ずらりと並べられるものなんて何もない。今回は、遥か昔の情景が浮かぶ「大切なもの」を紹介しました。