薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

台風の中、実家の家族もめる

台風4号は九州に上陸した後、温帯低気圧に変わりました。引き続き大雨のおそれがあると報道されています。

そんな中、午前中兄からラインがきました。この台風の接近する中、実家の母は洗濯物を外に干そうとしたらしいのです。大雨こそ降ってはいませんが、台風は近くを通過中。天気は小雨が降ったりやんだりの曇りです。兄から「今日は台風がきてるから家の中に干そう」と言われても、母が外に洗濯物を出してしまい困ってるとのことでした。

出しては注意され家の中に取り込み、数十分後にはまた出して・・・を何回も繰り返したそうです。母は記憶力が相当落ちていて、言われたことはすぐに忘れてしまいます。数十分前のことでも忘れるので、何度も同じことを繰り返してしまうのです。今日のような日は、「今日は部屋に干す」と紙に書いて貼るしか対策はありません。

そもそも「洗濯ものは外で乾かすに限る」と信じて疑わない母は、「家の中に干すなど持ってのほか」という感覚があります。兄とはいつも洗濯物で揉めるようです。外に干すと日光消毒にもなりますが、花粉、黄砂、PM2.5やほこりの存在を考えると、外干しが必ずしも良いこととは言えません。84歳の母には、そこが、どうしても理解できないようです。

母は昔の感覚のままで生きているので、兄と時々衝突しています。それぞれの持つ常識の違いが大きな原因だと思います。母が「何を言われてもすぐに忘れてしまう」のも大きいですね。

私は、「84歳に何を言っても、もう理解ができないのだよ。」と兄に言うと、「ホントに、もう認知症なんだね~」と嘆いていました。

これから、両親・兄はどうなるのでしょうか?
もめた時は、しばしば兄から連絡がきます。高齢者と同居する家族の苦労は、はかり知れません。