庭にある濃いピンクのシャクヤクの花が咲きました。シャクヤクは宿根草。冬は地上部が姿を消しますが、暖かくなるにつれ、葉はぐんぐんと伸びていました。
このシャクヤクは、広島県の実家から株分けし持ち帰ったものです。秋が株分けの適した時期ですが、GWの5月に掘り返し移植しました。15年くらい前のことです。以降、毎年元気に咲いてくれます。
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GWに実家に帰省すると、いつもシャクヤクが開花していました。帰る時は新聞紙に包んで花を持ち帰っていました。実家の植物の中で一番好きなものがこのシャクヤクでした。
ある年、シャクヤクが咲いていない年がありました。寒かったせいか、開花が遅かったようで「つぼみ」でした。つぼみで持ち帰り、半分は花瓶にさし咲かせ、残りの半分は吊り下げてドライフラワーにしました。ドライにしたものは、いつまでもピンク色を保ち、その後一年間くらい姿を楽しめました。もちろんつぼみのままです。ピンポン玉のようにまん丸なところが可愛いです。
今年もドライにしてみます。花びらが咲く直前のつぼみを収穫。ピンクが多い時を狙います。
下枝をとり、あとは束ねて吊るすだけです。
4/27に収穫し吊り下げました。下の写真は、1週間後の5/4の姿です。
1週間後には、ひと回り小さくなっています。ある程度乾燥させた後、花瓶にさします。
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隣家との間の半日陰の花壇に、スズランがひっそりと咲いていました。
私の実家が、北海道の叔母からもらい、それをわけてもらった記憶があります。スズランも毎年咲き、地下茎で少しずつ増えています。九州でも育つのですよ。
咲いた花に顔を近づけて匂いをかぐと、清楚ないい香りがしました。
北側の境界ブロック塀の付近で繁殖しています。暗く、あまり日の当たらない場所がいいのかもしれません。