薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

母、86歳になり歌をうたう

母が昨日、86歳の誕生日を迎えました。1938年の1月31日生まれです。
父も1月生まれで94歳になっています。二人共に1月生まれなので、まとめて祝ってる時期がありました。(ホンの数年間ですが)

今から5年前くらいの話。
娘夫婦が、うちの両親のお誕生日に居合わせた時がありました。皆で

「ハッピバースデー♫トゥーユー〜」

と笑いながら歌う姿を見て、娘の旦那さんがビックリしたみたいで。彼は「えっ、歌をうたう???」と戸惑ったそうです。男兄弟でおウチで歌った記憶はないそうです。

私は昔どうしてたかな?ピアノで何やら弾いてたとは思うけど、やはり私も、兄とは一緒には歌わなかったと思います。
やっぱ男子だと歌ったりはしない……かな。

 

うちの家では、娘たちはケーキを前に高らかに合唱してました。小学生の頃なんか、式次第まで作り「はじめのことば」からスタートしてました。娘2人だと、イベントはノリノリですよ。懐かしいな。


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さて、母はいつも「おはぎ」を好んで食べますが、たまにはケーキを食べたいと言うので、いちごのショートケーキを買ってきました。

母が小さな声で「ハッピバースデートゥーユー〜〜」と歌いはじめたので、私も一緒に歌いました。ケーキは久しぶりで、「美味しい、美味しいっ」と言いながら食べてました。

 

本屋さんに行き、こんなの購入しました。母の大好きな朝ドラと大河ドラマのガイドブックです。こんなのあるんだ、と相当な喜びようでした。

登場人物の関係図や写真もたくさん載っています。母はテレビもつけずに、ずっと老眼鏡をかけ眺め、文章も一応読んでるみたいでした。楽しめますよ、高齢者には目で楽しめるのがいいですね。

特に大河ドラマは登場人物が多く、わからなくなってしまいそうですね。私もしっかり読みたいと思います。


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当選は、商品の発送をもって発表に・・・がきた

庭を眺めてると郵便屋さんがきたので、ポストに取りに行きました。カード会社からの封書です。

「あーまた来た、どうせあの案内・・・」

きっと「無料で傷害保険に入れます」で、ケガで入院したら3万円もらえますとかの案内ですよ。

皆さんのところにも来ますか?うちは、カード会社や銀行などから、保険案内が封書で送られてきます。無料でも加入したことはありません。

 

面倒ねと思いながら開けると、なんとビックリ。

商品券が入ってる。5000円×2枚

あら、当選したんですね!!ヤッター、ありがとうございます!!

・・で、何に応募してましたっけ?と記憶を蘇らせるけど、あまり覚えてないんですよ。とりあえず何でも応募しますからね。

 

カード会社では、いつもキャンペーンがされています。これまでも応募してきました。

過去には(10年以上前)空気清浄機が当たったことがあります。その時は、宅配便で商品が突然送られてきて、ビックリしました。送付元から当選したのだろうとわかりました。

今回のは、「プレゼントのご案内」が入ってるから親切です。以前のは、何も入ってなかったから、暫くキョトンとしてました。

10年に一回くらいは当たってます。これからも応募しよう。応募しておけば、いつか何かが当たりますね。

 

それと、この商品券を普通郵便で送ってくるのすごいな、オリコさん。仮に私が、一万円の商品券を誰かに普通郵便で送るかというと、それはしないでしょうね。

では、何円くらいまでなら送れるかな?以前親族からの手紙に、3000円のクオカードが入ってたことあるけど、それ程の違和感はなかったですね。その辺りまでかな。

 

この手のキャンペーンでよくある、

「当選者は、商品の発送をもって発表にかえさせていただきます」で、これもそうです。

普通郵便で送り、何らかの理由でもしも届かなくても、当選者は何もわからない。だから、カード会社としてはそれで構わないのかも。余計な経費もかからないですし。

当選者は、商品が到着したら当選と思えばいいのですね。
これ打ち込みながら思う、当たり前かあ……

 

腰が痛いのです

数日前から、腰が痛いんですよ。年に1回くらい、何か重いものを持ったというわけでもなく、腰が痛くなります。

いつの間にか体が動かしにくくなり、腰からきてると気が付きます。座ってるのも少々きつい。車に乗り込むのは、かなりしんどい。

これもぎっくり腰と言うのかしら?どこかが「ピキッ」や「ぎくっ」とはなってません。
過去のブログをたどると、22年3月に「ぎっくり腰?」と書いていて、今回と同じ症状です。

 

今朝一番難儀だったのは、レッグウォーマを履くこと。

椅子に座り、ゆっくりと腰をかがめ、つま先にレッグウオーマーをあてる。
体を前屈させる動作が、痛くてすんなりできません。
前屈は痛いけど、ゆっくりと履きました。

シャッターを開けるのに体をかがめるのもやりにくい。腰を曲げずにしゃがみ、開けました。

 

腰の痛みがひどいのなら、楽な体勢で安静にするしかありませんが、痛むのは動いた時だけなのでいつも通りで。家事全般も普通にできてます。

メディアでも、腰痛の時、できるだけ動かした方が回復が早い、と紹介されてるのを見たことがあります。

 

以前整形外科に行き(22年10月)「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されています。ヘルニアそのものは老化現象だそうで、対策として、股関節周辺の筋肉をストレッチして鍛えるのがいいと言われました。それからは、ストレッチを毎日やってました。

最近、すっかりストレッチをさぼってます。母の和室を使い、夕方にやってたんですけどね。腰痛が治まったら、またストレッチを再開しようと思います。

 

でもね、どんなストレッチだったかな?思い出せないのです。整形に行って診断うけて、ストレッチ習ったこともブログに書いてるけど、ストレッチの内容まではあげてないですね。

とりあえず腰痛は回復を待ちます。いつも少しずつ良くなっていきます。ストレッチは、いざ始めれば、きっと記憶がジワーっと蘇りますよ。調べると色んなストレッチもありますね。

 

 

ぽっかりと空いた時間が、幸せとは限らない悲しさ

今週のお題「急に休みになったら」

私は無職なので毎日家にいる。降って湧いたような「家事その他、なーにもしなくていい日」なんてのもない。

仕事してるときに、急に休みになったことは……この時期の大雪が降ったときくらいです。

田舎の、山のてっぺんに職場があったので、雪が降ると、「雪なので行けませーん」と電話して休んでました。雪が降りそうな時は、前もって休みになることもありました。

そんな休みの時、何をしたか覚えてないけど、ボーっとテレビ見て、昼寝して過ごしてたと思います。

そもそも、急に休みとなるような、ぽっかりと空いた時間は苦手でした。

「私いったい何したらいいの?」と思ってしまう。ずっと誰かに自分の時間を占領されてきたから、いざ一人になると何をしたらいいのかわからないのです。

空いた時間は、なぜか不安が襲って、腹底に冷たい氷をサッとあてられるみたいなのが、今でもたまにあります。平穏で暇になると焦燥感がくるのはどうしてだろう……過去のストレスの後遺症かもしれません。

 

でも、最近は減ってきてます。家事などのあいまに、ブログ書いたり、ネット見たり、本読んだり。音楽を聴いたり歌ったり。少しずつ、隙間の自分時間を、自分の好きなように使えるようになってきました。

自分という確固たるものと向き合い、自身をコントロールする。グズグズせず、人を煩わせることなく生きたいですね。

 

これまでブログに書いたことなかったけど、私は、仕事をもっと続けたかったのですよ。同世代の同僚と「60歳の定年まで頑張ろう」と話してました。そのつもりだったけど、家族に寄り添うために退職したのです…

 

思ってたよりも、3年程早くやってきてるお休み。このお休みは、ずっとずっと続くの??

人の人生って、長すぎる気がしてきた……

 

 

家のお風呂にいつまで入れるかな

母がたまに口にするんですよ、
「デイサービスでお風呂に入ろうかな・・・」と。

そういう時はたいてい、前日にお風呂をパスしています。晩御飯を食べたあと、一日の疲れが出てしまい、「もう私寝たい・・」とお風呂に入らないまま寝る時があります。電池切れ状態です。

お風呂に入り湯船につかった方がいいのですけどね、整形外科の医師からも言われていますし。

母は、60代に交通事故で腰を2ヶ所骨折しました。その古傷と加齢により腰はいつも痛みがあるようです。最近は左の肩が痛いと言い、「変形性肩関節症」と言われました。これは加齢(老化)によるものです。湿布を貼ったりお風呂で温めるのがいいと言われています。

ケアマネさんに聞くと、デイサービスでお風呂に入る方は結構いらっしゃるそうです。一人暮らしの方とか、家族がお風呂の見守りができないとか。あとはお風呂での介助が大変な方はデイで入ってるみたいです。

デイで入るとしても、充分に湯船に浸かれるのかとか、タオルや化粧道具などの荷物が増えるのはイヤとなり、やっぱりやめようとなりました。

 

以前、家のお風呂に入りそびれた時、翌日のデイサービスで「私、ここのお風呂に入りたい」と言ったらしく、その時も「やっぱり家で入った方がいいね」という話の流れになりました。

これから、何度もこのやり取りが続くのでしょうね、話した内容は覚えられないですから。

 

母は、夏はシャワーだけなので一人でさっさと入り、冬は湯船に浸かるので、私も一緒に入ります。

肩まで浸かろうとすると、体操座りのような恰好になります。その体勢から、母は一人で立ち上がることができません。私は脇を支え、立てるよう手伝います。手助けはそれだけですが、

「浴槽をまたぐ動作」

がかなり難しくなってきています。またぐには、膝を曲げないといけない。直角に曲げるのが精一杯でそれ以上曲がらないから、やっとまたいでます。
デイサービスでお風呂に入るのは、浴槽をまたげなくなったら……かな。

 

 

図書館で借りてる本をめくってると、こんな写真があって……
誰かさんに似てる!とそのページをじーっと見てました。

ハダカデバネズミ

夫に、「これ見て!おばあちゃんみたい」と見せると、「ウワッ」て大きく笑って、すぐに真顔に。そんな時は一緒に笑っていいよ。

顔ではない、皮膚の感じがね・・・

 

著者の小川さんは、ハダカデバネズミへの愛を語ってます。ハダカデバネズミ好きは、他でも読んだことある気がします。

いまいちよくわからない世界だけど、マニアックさ、観察力の凄さに脱帽です。

 

 

たまに大都会(天神)に出かける

今日は病院へ行くため天神に行きました。天神は福岡市の中心部にあり、うちの家からかなり時間を要します。
「福岡市の天神」と言えば、私にとって昔から、憧れの地で「大都会・・・」でした。(私は福岡市出身ではないですからね)

 

朝はあいにく雨で、「雨なら車で行こうかな?」と一瞬思いましたが、やめておきました。よく知らないところを運転するのは、こわいんですよ。車線が多いし道もよくわかりませんから。バスで行きました。

 

病院を済ませ道を歩くけど、気をつけて歩かないといけません。天神はビルの建設ラッシュなんですよ。

これ「天神ビッグバン」と言います。

福岡市が主導する都市開発プロジェックトで、高層ビルなんかは、あちこち建て替えられています。

どこもかしこもビル建設の真っ最中。

 

普段は地下街をブラブラ歩きますが、ちょっと買い物の用事があり三越へ。

昔ならデパートでお買い物は当たり前でしたが、今は近所のモールやネットですべて完結するので来なくなりました。久しぶりにデパートに入りました。何ですかね、場違いな気がして、用事を終えるとすぐに出ました。

 

地下街で昼食を食べようと歩いていると、よさげなお店を発見!!

「SOY CAFE」

12月にオープンしたそうです。豆腐屋さんのお店で、パン、お菓子、化粧品が販売されていました。イートインできるので、昼食はここで食べることにしました。

 

「カレーとコーヒー」

カレーは、野菜の旨味が良く出ていて、とても美味しかったです。

 

食べながら思ったけど、ソイカフェにきてカレーなんて食べてる。飲んでるのは、普通のコーヒー。

と思ったからではないですが、帰りに豆乳モチモチパンを買いました。(小麦粉は少し入ってるらしい)

1つ、300円です。

明太チーズを食べてみました。味は濃くて美味しい。

豆乳モチモチパンは、パンと名称がついてるから、そう思い食べると、「んん?パンと違う」とどうしても思ってしまう。
生地は確かにもっちりですよ。

今度ここで昼食とるなら、モチモチパン2個(2個で足りるかな?)にソイラテかな。せっかくのソイカフェですからね。

 

天神まで行き、久しぶりに沢山歩きました。最近、用事でもないと外を歩きませんね。良い運動になりました。

 

老いたら手続きが出来なくなる、ややこしいことはやめておこう

うちの母は、かんぽ生命で個人年金を受け取ってます。一括で支払って終身で受取り。月にするとホント少額ですが。

契約書が実家にあるので、何年の契約で、いくら預け、いつから受け取り始めたかも不明。母は随分と前から「お得なんよ!」と言ってます。

いったい、何がどれくらいお得なのか、サッパリわからない。加入するときに営業さんに言われたであろう言葉を、そのまま言ってるようです。
こういうとこは、いつもの母です。

 

個人年金で終身なら、長生きすればするほどお得になるでしょうね。母は85歳と平均寿命にようやく近づきつつあり、得か損かは、うんと長生きして初めて「お得だったの!!」って言えると思います。

 

「お得です!」


その個人年金は、年に一回現況届を出さなくてはいけません。
生存確認です。

これまで現況届に、本人が自署で署名して、本人が近くの郵便局に出向いてきたそうです。一昨年もそのようにしたと兄から聞いていたので、昨年7月に母を近所の郵便局に連れて行き、「現況届」は無事に済ませました。

 

そうしたら最近、○月○日〇時に母と電話で話したい、と郵便局から連絡がありました。
あら、なんのご用かしら?

それで昨日電話がかかってきました。営業の方は、

「何か変わりはないですか?」
「わからないことはないですか?」

と話し、母はただ「ハイ、ハイ」と返事をして、あげく
「私は、よおわからんのですよぉ」
と言ったりして、それで会話は終わりました。

これって、抜き打ち(予定時間知らせてるから少し違うけど)の生存確認なんでしょうか?亡くなったことを隠したりする詐欺対策なんでしょうね。

 

電話のついでに、私は営業さんに、現況確認のやり方について聞きました。

これまで本人が郵便局まで出向いてきました。これから認知も体も悪くなる一方なのに、いつまでも本人を連れていけないです。そのうち、自分で署名も出来なくなるかも。

それと、ネットで調べる限りでは、「本人が郵便局まで出向く」なんてどこにも書いてない。
「もしも寝たきりになった時、どう確認するのですか?」
なども尋ねると、本部に確認しますと言い一旦電話は切れ、その後答えをもらいました。

現況届は、

・署名は自署 
 代筆も可、代筆した人の本人確認書類必要
マイナンバーカード
・提出は、近くの郵便局へ
 現況届は、代理人が提示することもできます。

 

なんだ、必ずしも本人は、行かなくていいんです!!
(基本的には本人ですけど)

この契約は、役所に証明をもらわないといけなかったようで(住民基本台帳の確認と思われる)、本人が近くの郵便局に直接出向いたら、役所の証明が必要なしだったそうです。

……だから本人が出向いてたんですね
ようやく話がみえてきた・・・

それと、マイナンバーカードを持ってるなら役所の証明はいらず、提示だけで済みます。そうですよ、そういう時のマイナカード。いい仕事します。署名も代筆可だから、安心しました。

 

でもね、終身のこんな契約は、するものではないかな。年1回の必要な手続きが、本人単独で何一つ出来ません。
サポートする人がいなかったら、どうしてたんでしょう?
年老いた親のそばにいると、何かと勉強になります。