母がたまに口にするんですよ、
「デイサービスでお風呂に入ろうかな・・・」と。
そういう時はたいてい、前日にお風呂をパスしています。晩御飯を食べたあと、一日の疲れが出てしまい、「もう私寝たい・・」とお風呂に入らないまま寝る時があります。電池切れ状態です。
お風呂に入り湯船につかった方がいいのですけどね、整形外科の医師からも言われていますし。
母は、60代に交通事故で腰を2ヶ所骨折しました。その古傷と加齢により腰はいつも痛みがあるようです。最近は左の肩が痛いと言い、「変形性肩関節症」と言われました。これは加齢(老化)によるものです。湿布を貼ったりお風呂で温めるのがいいと言われています。
ケアマネさんに聞くと、デイサービスでお風呂に入る方は結構いらっしゃるそうです。一人暮らしの方とか、家族がお風呂の見守りができないとか。あとはお風呂での介助が大変な方はデイで入ってるみたいです。
デイで入るとしても、充分に湯船に浸かれるのかとか、タオルや化粧道具などの荷物が増えるのはイヤとなり、やっぱりやめようとなりました。
以前、家のお風呂に入りそびれた時、翌日のデイサービスで「私、ここのお風呂に入りたい」と言ったらしく、その時も「やっぱり家で入った方がいいね」という話の流れになりました。
これから、何度もこのやり取りが続くのでしょうね、話した内容は覚えられないですから。
母は、夏はシャワーだけなので一人でさっさと入り、冬は湯船に浸かるので、私も一緒に入ります。
肩まで浸かろうとすると、体操座りのような恰好になります。その体勢から、母は一人で立ち上がることができません。私は脇を支え、立てるよう手伝います。手助けはそれだけですが、
「浴槽をまたぐ動作」
がかなり難しくなってきています。またぐには、膝を曲げないといけない。直角に曲げるのが精一杯でそれ以上曲がらないから、やっとまたいでます。
デイサービスでお風呂に入るのは、浴槽をまたげなくなったら……かな。
図書館で借りてる本をめくってると、こんな写真があって……
誰かさんに似てる!とそのページをじーっと見てました。
「ハダカデバネズミ」
夫に、「これ見て!おばあちゃんみたい」と見せると、「ウワッ」て大きく笑って、すぐに真顔に。そんな時は一緒に笑っていいよ。
顔ではない、皮膚の感じがね・・・
著者の小川さんは、ハダカデバネズミへの愛を語ってます。ハダカデバネズミ好きは、他でも読んだことある気がします。
いまいちよくわからない世界だけど、マニアックさ、観察力の凄さに脱帽です。