銀行ATMでの話。お金を引き出そうとATMに並ぶと、７０代くらいの男性が、「お金が出てこない、おかしいおかしい」とつぶやいてました。緊急用の電話で銀行の人に連絡を入れてました。
銀行はもう一度やって下さいとか、通帳記帳して下さいなどと指示を出してたようです。
男性が振り返り私を見るから、後ろから操作を見てみました。
４１０００円引き出したいようです。見てると、
４１→千→円
ここから次に進めないようでした。……あれ？そんな入力？と思い、
「ならば、次は違うやり方でもう一回」と声をかけ、
４→万→１→千→円
と入力すると、お金は無事に出金できました。安堵～
男性は首をかしげて、「いつもここでATMを使ってるけどなんでだろう？」とペコペコ頭を下げながら帰りました。
４１で千円は確かに４１０００円ですよ。なんで出せないの？と思い、自分の時に、試しに同じように引き出してみました。
でも金額は変えました。１１０００円で。
１１→千→円
すると、千円札が１１枚出てきました。
なるほど。
どうやらこれは、機械によるお札を出せる枚数の問題のようです。先程の男性が４１０００円を引き出すとして、
４１→千円
と入力すると、４１枚を千円札で、ということになるんですね。こうして書いてると当たり前のことだと感じますね。でもATMでの出金を千円札でなんて、考えたこともないです。一部は両替機能を使ったりしますけど。
このATMは地元の西日本シティ銀行で、スーパーに隣接してる小さなATMです。ネットで調べてもジャスト当てはまる情報はなく、別の銀行ですがこんなのあったので貼ってみます。
これは北洋銀行さん
別の銀行は、入出金できる枚数は５０枚となってるのが多いです（金種の記述なし）。北洋銀行の場合は、金種により出せる枚数に制限があるようです。
もしもこの西銀ATMにも、このような金種による出金の制限があるのなら、４１０００円を４１枚の千円では出金できない、という話もありえます。
あくまでもこれは私の推測ですけど、違ってたらどなたか教えてくださいね。
とここで、どうでもいいよな疑問が。男性は、千円札での出金は、いつもやってることなんでしょうか？無事に１万札４枚と１千円を引き出せたときは、良かった！と喜んでましたけど。
仮にもっと千円札を出せる機械なら、男性は４１枚もの千円札を引き出せてました。千円札４１枚かあ、分厚いな。それで「なんじゃこりゃ？」と男性が驚くかどうかは、、わからない。
現金を使用するのがすっかり減ってる私としては、とても勉強になる出来事でした。
