薬指のブログ

アラカン主婦の日記

花壇に眠るのは「小さなお友達」

紫色の花を咲かせる「あやめ」が綺麗に勢いよく育っています。あやめはどんどん横に伸び増えていくので、いつの間にかギボウシの周りをぐるりと囲んでいました。昨年もそうだったので、今年はギボウシを別の場所に移しました。右奥に見えるのがギボウシです。

ギボウシは株分けもし、2株になりました。愛好家の多いギボウシ。購入したのはいつだったか記憶にないのですが、価格は高かった気がします。順調に根付いて欲しいです。

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ワサワサとしたあやめの葉を切っていると、「フクロウの石」が出てきました。忘れてました。そこに、可愛がっていたコザクラインコのラブが埋葬されていたことを。

今までに飼っていた小動物すべてが、東の花壇の一角に埋葬されています。ですからその一帯は、伸びてきたアヤメ、スズラン、種から育った万両があるくらいで、何かを植えることなくスペースががらんとしています。私たちが手を加えることのない場所です。

埋めたその上に、小さな石やレンガを置くのは「ここにいますよ」という目印です。逆さにした瓶やお皿もあります。埋葬し始めたのは20年くらい前から。小鳥4匹、ハムスター3匹、ベタ2匹、金魚メダカは数しれず。埋めた直後は割りばしで名前を書いておくのだけど、いつの間にやらどこかへいって、もう、どれがどれだかわからなくなっています。

小動物好きは次女です。小さい時から何かを飼育したがっていました。小学生の頃は金魚が好きで飼っていたのですが、いつもすぐに亡くなり大泣きしていました。小学校6年生くらいから、好んで小鳥を飼うようになりました。

最初に飼ったのはセキセイインコでした。おしゃべりが上手な黄色のインコは8年生きました。インコも歳をとると太ってきて羽根がボサボサになり、見るからに「おじいさん」になります。もう命は短いねと皆で心配していた矢先に亡くなりました。

恐がりな性格で、白にブルーの模様のインコは2年ほどの短命でした。

次女が相棒のように可愛がっていたラブは、様子がおかしいと病院に連れていったら、もう覚悟をしてくださいと獣医師から告げられました。9歳の割にはまだまだ元気だと思っていたのに、別れが突然やってきて、家族みんなが本当にショックを受けました。一年前のことです。

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次女は、動物が命を全うするといつも、小箱になきがらを入れ、庭の花を摘んでいっぱいに飾り付けをします。写真も用意し祭壇を作ります。そして「今夜はお通夜」と言い夜を過ごしていました。翌朝になると、スコップで穴を深く掘り、小さななきがらを置き、土をいっぱいに覆います。カラスや猫に掘り返されないようにねと願いながらです。

うちの庭で、幾度も繰り返されてきた光景でした。

花壇の手入れをしていたら、すっかり忘れていた「小さなお友達」のことをたくさん想い出しました。忘れてはいけないねと手を合わせました。