薬指のブログ

アラカン主婦の日記

GWのあと、静寂はぜいたくな時間です

長かったゴールデンウィーク明けの今週も、もう週末です。皆さまお疲れさまです。家にいる私には、いつもの日常が戻ってきています。淡々とした静かな日々です。

日曜日のブログで、夫のみるテレビの音をうるさく感じたので、自分の部屋が必要だと書きました。和室への移動は、「そのうち、いつかは未定だけど近いうちに・・・」とぼんやり考えていました。ですが私は、ブログでそう書いた翌日に、パソコンと机を移動させました。

月曜日は朝から忙しく、こんな私でも、時間のある限り困っている人の対応をしているので(娘)、家に帰りソファでくつろいだのは夕刻でした。眠いな、横になりたいなと思いながらもブログをあげ、夕飯の準備をしようとしたのですが、どういうわけか私は机の移動を始めました。なぜか移動したくてたまらくなって。私の部屋は仏壇のある和室になりました。

夜遅く帰宅した夫は気が付かず、リビングから机とパソコンを動かしたことを伝えました。見るなり、「おっ、いいねえ」でした。机を移動させたあとの場所にガラスの丸テーブルを置き、観葉植物を飾っているからでしょう。

次の火曜日もバタバタとし、水曜日になり、ようやく自分のことができました。借りていた図書館の本が返却期限だったので、延長の手続きをしようと図書館のウェブサイトに入ると、延長不可の文字が。予約が入っている本は延長が出来ないのです。すっかり忘れていました。仕方なくほとんど読まないまま返却に行きました。

♢ ♢ ♢

他の本を読むことにしました。小川洋子さんのエッセイ「とにかく散歩いたしましょう」です。本が読める時は、しんとした静かな時間を「ぜいたくな時間」だと感じます。夕方になり、タイトルの「とにかく散歩~」をながめ、「そういえば最近家の周りを歩いてない」と思い、散歩に出かけました。

家からそれほど離れてない距離に国道が走っています。歩道橋のところに、見覚えのある植物を見つけました。私の大好きな花、「スイカズラ」別名ニンドウ。こんなところに、雑草に混じって沢山花をつけ咲いていました。匂いがいいのです。

初めてスイカズラの匂いをかいだのは、5年前の福岡市植物園でした。その匂いが気に入った私は、暫くそこから動けませんでした。後日、「育てたい、もう一度あの匂いを」と思いあちこちホームセンターで探すけれど販売されていませんでした。メルカリで見つけ小さな苗を購入し植えたのは2年前です。そして今年5月、つぼみが沢山顔をだし、まさに今、庭のスイカズラは初の開花をしようとしているのです。

 

こちらは歩道橋のスイカズラ

歩道橋のスイカズラは満開から随分たっている様子です。顔をそっと近づけ匂いをかぐと、甘く懐かしいような、なんともいえない匂いがしました。庭のスイカズラがまだつぼみで、早く開花しないかと待ちわびているのに、国道沿いのこんな場所で一足早く香りを楽しめるとは思ってもみませんでした。

少し摘んで家に持ち帰り、ガラス瓶にさしました。

「とにかく散歩いたしましょう」

小川さんのおっしゃるように、散歩しました。思いもかけない良いことがありました。