高齢者との生活で大変だと感じるのは、テレビの大音量です。
一日何時間つけてる?と思うくらいずっと見てます。高齢になり出来ることが限られているので、長時間見るのは仕方ないと思います。良い暇つぶしです。
でも問題は音量です。大音量なんですよ!!
同じ空間にいると頭が痛くなりそうです。
私と夫は、3月末の同居開始早々に2階の自分の部屋を整えました。以前の子ども部屋は、既に夫の持ち物でいっぱいでしたが、さらにエアコンもつけて快適に過ごせるようにしました。私はパソコンを寝室に移動させました。テレビの音量の問題も、普段過ごす場所をわけることでかなり解決できます。
しかしですね、私はいつも寝室にいるわけでもない。1階で食事もとるし家事もします。
昨日のこと。
私はキッチンで夕食の準備をしてました。そこにはポータブルテレビを置いてます。調理中はテレビをつけることが多いです。知りたい話題が出たので、私はテレビの音量をかなり上げました。するとそのタイミングで、リビングの遠くでテレビを見てた母が、
「ちょっと~、私のこのテレビの番組はこれでいいやか?」
とか聞いてくるから、
「好きなテレビを見ていいよ」
と答えました。なんでそんなことを聞くのだろう?と思います。リビングのテレビは母しか見てないのですよ。
それと、「テレビつけていい?」もよく聞いてきます。いつも答えはいいよで、「好きな時に自由に見てね」と繰り返し言います。つけてはダメなんて言ったことはないんですけどね。
私がテレビのことで母に言うのは
「テレビの音量を下げて」それだけです。
特に多いパターンが、夫が早い時間に帰ったときです。夫は夕食を食べながら、新聞やニュースをキッチンのポータブルテレビで見ます。隣のリビングでは母は大きな音でテレビを見てる。
こんな時、母に「ちょっとテレビ音量を小さくしてね」と言います。
認知の母でも、テレビを見てる時に何かを言われるのはわかってるようです。
でもそれが、「大きな音量のせい」とわかってないかも、と最近思うようになりました。
「テレビつけていい?」「番組これでいい?」は聞いてきて、
「音は大きくない?」とは聞いてこないのがなんとも残念。
聞かれたこと一度もないなあ。
例えば夫が帰宅した途端、気を使ってテレビの音量下げるとかしたら、それはそれでビックリするでしょうね。できる子認定します。まあ、、ありえませんけど。
母がピントはずれの気を使い、いちいち聞かれる私もモヤっとするので、なんとかしようとこんなの買いました。どうかな。
中を取り出すとこれだけ入ってます。変換コードは出すの忘れてて、後から撮影しました。
テレビに出力端子がなくヘッドホン端子につないだので、結局変換コードは使いませんでした。
仕組みも、接続もいたってシンプルです。13年前の液晶テレビではナゼか音声が聞こえず、でも別のテレビではできたので、そのテレビをリビングに持ってきました。
さて効果はあるかな。