薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

トイレの洗浄レバーの大小がメーカーによって逆向きなのは知らなかった

うちの家は築25年で、1階のトイレは、7年前くらいにレバーが壊れ交換済みです。2階のトイレもかなり古くなってるのでリフォームすることにしました。

工事はCMなどでおなじみの「クラシアン」さんにお願いしました。1階のトイレ交換のときも、水が詰まったときも修理してもらったことがあり、いつも親切丁寧な対応です。

ものの値段が上がる中、トイレの価格も8月から値上がりするそうです。新聞の掲載広告を見て「早くやらなきゃ」と思い、キャンペーン特価で工事してもらいました。

工事は2時間くらいで交換完了。TOTOの製品です。


f:id:kusuriyubino:20230708151738j:image

工事が終わり説明を聞いてると、あれっと思うことが・・・

「レバーの大小がハンタイ……なんですね」

クラシアンさんに聞くと、

「そうなんです。TOTOリクシルでは、レバーの大小が逆向きなんですよ。」
と衝撃の答え。

今まではリクシル(旧イナックス)のトイレでした。1階の今のトイレもリクシルです。今回初めてのTOTOのトイレですが、
1階と2階で、洗浄レバーの向きが真逆になってしまいました。

うわあ、知らなかったというか、気にしたことがなかった。外出先などいたるところでトイレは使いますが、その時々で、大小見ながらさほど意識することなくレバーを回してるんでしょうね。

TOTOリクシルの大手2社が真逆だなんて、なんでまた。統一しようの話は今までなかったのでしょうか。調べると、パナソニックアラウーノなど)は、TOTOと同じ向きでした。トイレはこの3社です。

今やユニバーサルデザインとかで、小さな子どもでもお年寄りでも外国人にでも、直感的にわかるデザインが推奨されるのに、よりによって二大メーカーでレバーの向きが真逆の設定だなんて、デザイン云々以前の問題です。ショボい。

公共施設やショピングモールなどは、ボタンを押すものや自動で流れるのも増えてますが、でもまだまだ普通のタイプは多いから、何とかならないのかな。考えてみると「大小」表記しか見たことないですね。漢字読めない人、海外の人なんかはどうするのでしょう。今さら2種類の流し方を変えられないなら、もっと瞬時にわかる表記も必要だと思います。

 

さて話を戻します。
うちの2階のトイレは、リクシルからTOTOへと変わり、レバーが逆向きになったものの、私と夫だけの使用なので何ら問題はありません。ここで心配になってきたのは、1階トイレを使う母のことです。

母は3月末からうちの家で暮らし始めました。実家ではTOTOのトイレ、ここはリクシル。洗浄レバーの大小は、回す方向が逆向きになったということです。実家のTOTOトイレで母は、常に手前(大で)にレバーを引いていたと言い、洗浄レバーは「手前に引くものだ」と思ってるようです。だからここのトイレも「手前に引いてるよ」と。高齢だと、いちいち大小を見ながら流すなんてしないのです。

ああ恐ろしい。うちの1階トイレで、小を小で流すのはいいとして、大きいのをしても、少ない水量の小(3.8L)で流してたんです。いままでよく詰まらなかったと思います。
(1階、リクシル超節水型eco5トイレ、流れる水量は、小3.8L、大5L)

母はペーパーをたくさん使うから、詰まり防止で毎回レバーは大で流すことにしました。今までやり慣れた「手前に引く」ではなく、「後方に押す」ことになります。認知の母にも直感的にわかるよう、私なりにデザインを考え何かしらの表記が必要のようです。

 

余談ですがー
この記事を書くにあたり調べてると、流す水量が変更可能と知りました。ちょっと考えようかな。超節水で水代の節約はいいけど、ちゃんと流れるのは大事です。