薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

お好み焼き 色々あっていいじゃない

自民党新総裁が岸田さんになりました。その日の夜、岸田さんは奥様が作ったお好み焼きの写真を、ツイッターで投稿しました。その写真をみた大阪出身の議員が、「広島焼き」とつぶやいたそうです。ネットで何らかの指摘を受けたその議員は、岸田さんの投稿した「お好み焼き」を「広島焼き」と呼んだことを謝罪したそうです。

謝罪までするようなことでしょうか。素早くあやまっていた方がいいとの判断でしょうね。

私が育った地域のお好み焼きは、関西地域と同じく具を全部混ぜて焼く「混ぜ焼き方式」です。「モダン焼」という表現もしますね。それがずっと私の中でのお好み焼きです。夫は広島出身。就職以降、色んな所で生活している彼は、お好み焼きには色々あり、「混ぜ焼き方式」と「焼きそばを乗せる広島方式」があるということは早くから知っています。夫に聞いてみると、「混ぜ焼き方式のモダン焼」が多くの地域でスタンダード、というのが認識のようです。九州の地においては。

広島の夫の実家に帰省した時のことです。夫の友人が遊びに来たので、お好み焼きを作りました。私が作ったのは、普段通りの混ぜ焼き方式「モダン焼」。すると、「えっ、これは、お好み焼きじゃない!」の反応。ショックでした。へえーっと言いながらも、美味しいと言って食べてくれました。お好み焼きは地域によって色んな作り方、具材のバリエーションがあるということを、友人はその時初めて知ったようでした。「お好み焼きではない」なーんて言われて、少し嫌でしたけど。地元にいる友人にとっては、いい経験になったのではないかなと思うことにしています。

子供たちが小さいころは、大人数で集まるときは、焼きそばやお好み焼きが定番でした。でも、もう食べすぎて飽きてしまって、最近はほとんど食べていません。

こうやって話題になると、久しぶりになんだか食べたくなってきました。次に帰省した時には是非、「広島風お好み焼き」を。

おっと誰かに怒られる、広島の地で「お好み焼き」を!