昨日の夕方に、スマホがけたたましく鳴りました。緊急地震速報でした。どこが揺れるの??と思ってからかなり後に、ごつん!って音がしました。
震源は宮崎県沖の日向灘。日南市で最大震度6弱だそうです。被災した皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
恐いですね。今朝の新聞はこんな記事。
福岡県の私の住んでる地域は、震度3でした。1階のリビングにいたけど、揺れたと言うより、どこかで大きな音がしました。家は揺れて、、、ない。
夫の勤務先の建物は(2階建て、海沿い)、横にかなり揺れたそうです。怖かった〜と言ってました。建ってるところの地盤が、きっと軟弱なのだろうと言ってました。
地震の備えはある程度やってるつもりです。でも非常用持ち出し袋なんて3つもあります。よくもらうのです。これから、一つずつ確認しようと思います。ずいぶん前のものだと、ウェットティッシュとかカラカラかも。中身もちゃんと確認しよう。
非常用持出袋のことを考えてると、昔を想い出します。
昔、父方の祖母が横浜市戸塚に住んでいました。祖母は、娘(私の伯母)と住んでました。父の兄弟のうち、4人が関東に住んでいて、あとは横浜市瀬谷区、根岸、東京。いずれも現在は居住してません。
その戸塚の家に遊びに行ったとき、階段のところに巾着袋が置いてました。「非常用持出袋」です。いつでも持ちだせるようにと、見えるところにありました。頭巾も入ってました。
当時私は小学生。それを見て、「へーーっ」と思いました。九州では、ほとんど地震がなかった頃だから、私にとっては珍しかったのです。
お友達におばあちゃんちに遊びに行った話をするとき、関東は地震で揺れるからそういうの置いてるの、って得意気に話してました。
得意気って何?って思いますよね。関東におばあちゃんが住んでる人なんて、まわりにいなかった……子どもなんて、それだけで自慢ですよ、田舎もんな私です。寝台特急の「あさかぜ」使ったり、東海道新幹線に乗っておばあちゃんちに行く夏休みなんて、とびきりのことでした。
のちに祖母が福岡県の私の実家に引き取られた折、巾着袋(非常用持出袋)と頭巾も持ってきました。
あれから4、50年が経過して、日本はどこに地震が起きても不思議ではなくなった。災害の備えは、ちゃんとしておきます。