この数日でぐっと涼しくなりました。日中はまだエアコンを使うこともありますが、夜間はいらなくなりました。本当に長ーい猛暑でした。
これで、エアコンが嫌いな母との、「エアコンつけるvs.切る」のバトル…は終了です。
私は、母が寝るとき、
「暑いからエアコンつけて寝て」
「いつの間にか熱中症になるのよ」
「具合が悪くなったら困るよ」
とくどい程に言いました。
母の返すセリフは決まって、
「私は扇風機が好きなんよ。」
ですからね。
お話にならないので、「扇風機は気持ちいいよね~」と話を流しました。説明したところで無駄なんです。
そのかわり、寝入ったあとでしれっとエアコンをつけました。夜中に起きてトイレに行ったときに母は消してしまいますが、それは仕方ない。エアコンがついてることへの文句は言いません。夜中のことは、母はいつもすっかり忘れます。
声掛けなしの無言のつけたり消したりを
「静かなエアコンバトル」
とでも言いましょうか。
夫は、「エアコンのリモコンを隠せばいいよ」とか言うのですけどね、それもちょっと。「寒いから消して欲しい!」と大きな声で呼ばれるのもイヤなので、そこまではしませんでした。
あまりの寝苦しさで、母がパジャマを脱ぎシャツ1枚になってる時がありました。エアコンは消えてて部屋はムッと暑かった。そんなに暑かったら、エアコンつければいいのだけど、「暑いならつける」ことがわからないようでした。昼間はできるんだけど。
それと、23時ごろリビングにやってきて、今から何したらいい?とおとぼけ。朝がきたと思ってるようでした。
そんなこともあり、認知も少しずつ進んでるのかなと思います。いずれも夜間の記憶はなし。睡眠薬の影響もあるかもしれません。
昨年の夏なら、母はもっと強固に
「扇風機がいい!」とか
「私の思い通りにさせて!」
と涙目で訴え私と喧嘩になってたから、明らかに昨年と違う母です。徐々に勢いが弱まってる感じがするなあ。
なにはともあれ、最高に暑かった夏を無事に乗り越えた母でした。私はホッとしてます。