マスク着用のせいで、気が付かないうちに口呼吸になっている人が増えてるそうです。
マスクで苦しいと感じるとやりがちかも知れません。呼吸できるなら、口でも鼻でもどちらでもいいという訳でもなく、本来呼吸は鼻でするものです。
口呼吸はデメリットばかりです。ウイルスがそのまま体の中に入って、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。口も唇も乾燥し、虫歯や歯周病にもなりやすくなります。歯並び、顔つきにも影響するそうです。口呼吸の弊害はたくさんあるのですね。
自分では口呼吸が気が付きにくいので、チェックする方法を見つけたので紹介します。
あなたの舌はどこにありますか?
画像は、太陽笑顔fufufu(ロート製薬)のサイトからお借りしました。
舌の位置を確認してみましょう。
上あごの固い部分(硬口蓋)に舌の表面全体がぴったりとくっついていれば、舌は正しい位置にあります。皆さんはどうですか?私はおおむね正しい位置のようです。
口呼吸を防ぐ為に、舌の位置は大切だそうです。舌は動かさないと衰えるので、コロナ禍で会話する機会が減った今は、舌の筋肉が衰えやすくなってるらしい。気をつけないといけませんね。
太陽笑顔fufufuにこんな記述もありました。
「口呼吸は以前から続く問題です。呼吸は当たり前にできるものなので、鼻を使うことを誰も教えてこなかったことが理由だと私は考えています。お箸を持てるようになるには、ある程度の練習が必要。それと同じように、子どもも大人も口と鼻の使い方を学ぶことが大切だと感じます」
これを読んで、私は遥か昔のことを思い出しました。小学校低学年の頃のことです。
健康診断か調査票の問診で、
「ふだん口をあけている」 はい・いいえ
を丸で囲むところがありました。
1年生の時、母親はウーンと悩みながら「はい」に〇をつけました。幼いながら、ふだん口をあけてることを恥ずかしく思い、それからは意識して口を閉じるようにしました。
仲の良い友達との間でも「ふだん口をあけている・・・」
という言葉が何故かはやり、口があいてる時にはお互いに注意してました。うっかり口をあけてると、家でも兄から指摘されたので毎日気をつけました。
調査票の「ふだん口をあけている」の質問の意図は、「鼻呼吸・口呼吸」を確かめることだったのでしょうか(50数年前)。「はい」に〇をつけても、学校から何か指導された訳でもありません。
それでも私の「お口ぽかん」は、小学生のうちに「お口はいつもぎゅっと閉める」に改善され、おのずと鼻呼吸になりました。その時期に直せたのは良かったと思います。