薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

「いのちの車窓から」 星野源 著

「いのちの車窓から」を読みました。星野源さんのこのエッセイは、雑誌「ダ・ヴィンチ」に掲載されていたもので、30編で構成されています。

読み終えると、しばらく余韻が残りため息をついてしまうものや、うわっ!と不思議な感覚に陥るのもあります。静かに語りかけられているようでもあります。

紅白歌合戦の記者会見の話がありました。私は当時、初出場で歌った星野さんを見て、「なんて心地良い声なんだ」と印象に残っていたので、エッセイと繋がったような気持ちになりました。

エッセイそれぞれに、すしおさんの素敵なイラストがありイメージが膨らみます。でもさらに、私の脳内に映像として、セーターを着た柔らかな物腰の星野さんの姿が現れました。

私は特に星野さんのファンというわけではなく、ヒット曲なら知ってるくらいなんですが。

私がエッセイを読むのが好きなのは、その方の日常を一緒に体験してる気持ちになれるからです。音楽家、俳優、文筆家とマルチな活動をする星野さん。別の作品も読んでみたくなりました。星野さんはどんな世界をのぞかせてくれるのでしょうか。

 

今日うちの周辺では今季初の雪が降りました。午後から晴れ間がでて、雪はとけてしまいました。一日中本当に寒かったですね。