薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

夫の腰痛

少し前から、夫が腰の痛みと左足のしびれを訴えていました。先月整形外科を受診したところ、「せき椎すべり症」と診断を受けました。背骨がずれ腰痛を引き起こしていて、神経にさわっているので足にしびれが起きるとのことでした。

まずは神経に作用する薬を服用し、様子を見ることに。それでも効果のない場合は、外科手術になることもあるとのことでした。

いきなりはじまった腰と足の痛みで不安だらけな上に、改善できなかったら手術もありうるという医師の言葉に、本人はとてもショックを受けたようでした。一ヶ月前それを聞いた私も、しばらくは相当落ち込みました。手術することになっても、うまくいくこともあれば、そうはならないこともありますよね。

なんでいきなりこうなるの・・
歩くの走るの好きで、よく動くのがとりえだったのに・・
うまく歩けなくなったらどうするん・・
やっとこれから旅行にいけると思っていたのに・・
将来は、車いすになるのかな・・
そう思うと涙がでてきました。

 

痛みを鎮静させるという薬の一日2回の服用がはじまりました。最近どういうわけか夫は、大好きなビールを飲むのをやめました。飲んでる薬の作用が効かなくなったら困るから、とのことで、どうやらネットの情報のようです。

すると昨日は、
「週末だし、今日はビールを飲みたい。だから薬は飲まない」
と妙なことを言い出しました。「変な作用出たら困るから」と言うのが言い分でした。

私は速攻、
「ビールも飲んでいいし、薬も飲んで」
と言いました。薬とアルコールとの併用がダメなら、処方された時にきっちり指導がはいるはずです。

調べると「併用禁忌」の薬はなく、「併用注意」は、抗不安薬ワイパックスの他たくさんありました。しかしどこにも、アルコールが不可だとは書かれていませんでした。

ただし薬を飲んだ副作用として、「注意力や平行機能が落ちる」ことがあるそうです。アルコールにより副作用がより強く出るから、飲むのは控えた方がいいとの記述は見つけました。

薬の作用や効果を打ち消すことではないので、服用後、夜に家でゆっくり過ごすならアルコールは飲んでも構わないと解釈しました。

 

夫は今まで病気知らずで、薬を飲むのは風邪か頭痛の時くらい。61歳の今まで健康だったので薬や病気について詳しくもなく、加えてネット検索もあまりしないアナログ人間です。きちんとした情報を得るのは、これからの私の大切な役割だと思いました。

次の診察で医師に、「ビール飲んだ日は、薬飲みませんでした」などと報告したら、きっときっと怒られますね。