薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

夏の終わりから咲き始める、スイフヨウ

スイフヨウという花があります。毎年8月頃に咲く花です。今年の春に株を移植させたので、水切れにならないよう気をつけて育ててきました。お盆明けくらいから、ようやく花が咲き始めました。これから秋まで、一日数個ずつ咲き続けると思います。

スイフヨウは、「酔芙蓉」と書きます。花は咲いた時は真っ白です。気温が高くなると色づいていき、夕方には濃いピンクとなります。花は一日しかもちません。翌日朝には花びらは丸まって閉じ、その後下に落ちます。

ー午前8時 

フヨウの花と似ています。幼稚園のお遊戯会の時なんかに使う、ティッシュで作ったバラのようにも見えます。それくらい花はフワリとしていて、色は真っ白です。

ー午後2時半 

ー午後6時

最初にこの花の存在を知ったのは、友人との会話からです。「スイフヨウの花のピンクに誘われて、ビール片手にほろ酔い気分なのよ」と聞き、どんな花なのかをこの目で見てみたいと興味を持ちました。

近隣の園芸店にはどこも置いておらず、ネットで2株購入しました。15年くらい前です。以降、毎年花を咲かせてくれます。植えっぱなしで簡単に育てられます。育てるポイントは、冬になると地上部を根元からバッサリ切ることです。樹木なのに、宿根草のような管理の仕方です。

全体の様子 
高さは私の背丈以上あります。木を伸ばし放題に放っておくと大株になってしまうので、枝を少なくし大きさを抑えるようにしてきました。

蕾もたくさんついてます。

f:id:kusuriyubino:20220823070911j:image

残念ながら私はアルコールは一切飲まないので、夕方にビール片手に庭をうろうろとはなりませんが、今から2ヶ月くらいはスイフヨウを楽しめます。