薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

母とショッピングの予定が断捨離になった

実家の母が、「私、着る服がないの、」と言うので買い物に行くことにしました。すると兄が「いやあ、たくさんあると思うけど、、」と言うので、ひとまずタンスの中の母の洋服を確認してから買いに行くことにしました。

現在の母の部屋は1階の和室です。和ダンスに洋服はありました。2階の納戸にもあるというので、一旦すべての洋服を母の部屋に集めました。

大きなプラスチックケースに2つと、大袋に5袋を兄が持ってきました。「ええ、こんなにある??」洋服は思いのほか多く、こんなに持ってたのかと、私は思いっきり笑いました。それでも先日、2階の古いタンスを処分する際に思い切って半分くらいは捨てたそうです。

私の持っている洋服の数倍、5倍くらいの量があると思いました。着なくなった古い服も捨てることなくそのままのようでした。服をたくさん持っているのにも理由があります。母は60歳の定年まで働いたあと、別の仕事にかわり70歳迄パート勤めをしました。働き者の母なんです。毎日仕事に出ていると、おのずと服は増えると思います。

母の意見を聞きながら、時には揉めながらww、大量にあった洋服を大袋4袋分捨てることにしました。中でも驚いたのは、私が20歳の頃着ていたグリーンの水玉のスカートがあったことです。母はそれを、ウエストをゴムに替え暫くはいていました。それがまだあり、さすがに高齢の母には似合わないと言い処分しました。物持ちのいい母です。

季節の変わり目のこの時期は、夜になると寒くなり一枚上から羽織ることも多いです。母は今の季節にどの服を着ると良いのかわからない様子でした。

持っている母の洋服のすべてが、タンスに綺麗に収まりました。


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母が「新しい服はもう買わなくていい」と言い出しました。一緒に見た中で、今の時期に着れそうなものが出てきたからでしょう。

買い物に行くのはやめて、整形外科に一緒に行きいつもの湿布薬や薬をもらいました。病院での会計はまだしっかり自分でできます。

私はそのあと家に帰りましたが、なんだか疲れました。母の洋服の整理整頓なんてちっとも苦にならず、むしろ面白く楽しかった。たぶん、柄ばかりを見たせいで疲れたのだと思います。母の洋服のほとんどが、「柄、ガラ、がら」 のオンパレード。色味は結構キバツ。私は、目が、頭の中がクラクラしました。

「これいいねぇ、素敵 」というと、「持ってかえりぃ」と言われて、持ち帰ったのがこちら。ハンカチ、端切れ、バックインバック(シビラで可愛い)、大切に使います。右の小花柄のパジャマは、ズボンの丈が長かったので補正をして母に返します。宿題までもらいました。


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