薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

お隣さんの白いポスト

4月の年度がわりは、居住している自治会でも組長・会計が輪番制での交代になります。うちでは、ぐるりひと街区35世帯くらいが同じ組です。

昨日、新しい組長さんになり初めての回覧板が回りました。右隣のケイさんから来ましたので、昨年とは違い逆回りです。そうするとうちは今年、左隣のエヌさんに渡すことになります。心の中で、「あー、ざんねーん」と呟きました。

何故かというと、左隣の家は、郵便受けがオシャレ仕様で小さい為、回覧板がそこに入らないのです。回覧物を回す度ピンポンを鳴らし、不在の時は持ち帰り、その後また訪問するしかありませんでした。仕事で忙しい時期は、出勤前の朝8時に「すいません、こんな時間に」と言いながら渡していました。朝を逃すと次は帰宅後の18時以降になってしまいます。何回行っても不在の時は、飛ばして次に回していました。

いらっしゃるかなと思いながらエヌさん宅のピンポンを押すと、門の横に、白い郵便ポストが新たに置かれていことに気が付きました。よくある横長の四角形で、入れる口のところに黒マジックで手書きで「回覧板」と書いていました。

「良かった、設置してくれたんだ」

お隣のエヌさんは年齢は90代、一人でお住まいです。以前の居住者も高齢の一人暮らしの方で、一昨年子どもさんのところに転居されていきました。その後に住み始めたのがエヌさんです。近所に住む娘さんが時々来られています。回覧板用のポスト設置は娘さんがされたことなのだろうと思います。

これで今年度の回覧板を回すのがスムーズと思うのですが、回覧物の内容によっては、ピンポンを鳴らし今まで通りに渡すつもりです。エヌさんは私の父と同じくらいの高齢の方です。配布物の内容を理解できるのだろうかと心配になります。たまに印鑑を押印しないといけないとか、一枚ずつ紙をとるようにと書いていることもあります。そんな時は、直接会って説明をし、すぐに次に回す方が良いですね。
安否確認も兼ねてです。それをする十分な時間もありますから。

コデマリが咲きました>

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