薬指のブログ

日々おこる出来事や想いを綴ります

明日は早めのスタートです

明日から忙しい日常が始まる方は沢山おられると思います。本当にお疲れ様です。

我が家の夫は、「ああ、明日からまた始まる」とぼやいていました。駐車場の事情で、月曜日の朝は会社まで私が車で送っています。「明日はいつもより早めの、朝6時40分に家を出たいからよろしく」と言われ、「うわあ」と思いましたが、早起きの得意な私はそんなに苦ではありません。

それより、今後夫婦で快適に暮らしていく課題のようなものが見つかったGWでした。

私は雑音が苦手です。静かな環境が好きです。娘二人もそうですから、テレビは「見たら消す」という習慣が身についていました。だらだら見たり、見ていないのにつけっぱなしがないのです。それに、最新のニュースで事件性の高い物は娘二人が苦手なので、極力そのようなニュースを見ないように気をつけていました。おのずとテレビはつけない生活でした。

私はニュースや報道番組を見るのは平気ですが、見終わるとすぐに消します。しかし夫はそうではなく、いつまでもだらだらと見るタイプです。

連休中、「自分が見ていないテレビの音って、こんなにも不快な雑音に聞こえるんだ」と気が付きました。夫の単身赴任で別居が長くあまり意識していないことでした。若い頃の私はそうではなかったと思うのですが、長年の娘達との生活の習慣で、無音の生活が快適となったようです。

解決策は、私が自分の部屋を持つことだと思います。ネットを見たり、ブログを書いたり、本を読んだり。これからは別の部屋でやろうと思います。今のところ長期休暇限定ですが、夫の定年後は自分の部屋は必須だと思いました。

 

5月の第2日曜の今日は、嬉しいプレゼントをもらいました。

まるでナデシコのような、ぎざぎざの花びらのカーネーション。「ナスビアン」といいます。最近は本当に色々な種類のものが出ています。可愛いです。

左の箱はルピシアの紅茶で、30種類の紅茶やお茶が入っています。すべての紅茶の説明がのっている本付きです。毎朝、どれを飲もうかと選ぶ楽しみ、説明を読む楽しみがあります。ゆったりした気分になれますね。

 

部屋のチェンジは強行突破

実家に行きました。高齢の両親の2階の部屋と、1階の兄の部屋をチェンジすることになり、大移動のお手伝いです。

昨年夏から、兄家族が帰ってきて両親と同居し始めています。

あれから一年もたっていません。昨年夏の引越のタイミングで、兄が2階の部屋をもらえれるよう頼んだのですが、母は聞き入れませんでした。

「2階に行くのは足の運動になるから。2階には洗濯物を干すから。」

が理由でした。私達は足元のおぼつかない母を案じ、1階に部屋を移すよう説得しました。ですが、頑として首を縦にふりませんでした。兄は2階をあきらめ、1階の和室を自室にしました。

ですが最近になり、状況が変わってきました。父が夜中のお手洗いに起きた時、間に合わないことがあったのです。2階にはお手洗いがありません。そのこともあり、父が自分から寝室を1階にしたいと言い出したそうです。

それでも母は、「私は2階がいい」と訴えているようでした。私たちは、

「もしも階段から落ちるようなことがあったら、骨折して寝たきりよ。」

と言い、母を1階で生活するように説得しました。母は、いいと言ったり嫌だといったり。言うことがいつもコロコロ変わりました。

こうなったら、家具を移動させる日程を業者に予約し、入れ替えを強行するしかありません。高齢者に、転がり落ちる危険のある階段を使わせることはできません。何かあったら取り返しのつかないことになります。母には悪いのですが、ここは私たちの判断に従ってもらうことにしました。

入れ替えの日、実家に行くと母はしょんぼりし、まだ未練があるようでした。無事に家具を移動させ、布団まで運び終え、私が「終わった、良かった、良かった」と言うと、2人そろって「うん良かった」と言い、笑っていました。

私としては、足元のヨタヨタした母のことが心配でしたので、本当に安心しました。これで少なくとも階段でのケガの心配がなくなります。洗濯物は、1階に干すよう変えたので問題ありません。

また、父のお手洗いですが、あれだけ渋っていた紙おむつをようやくはき始めました。これで粗相をする心配もなくなりこちらも一安心です。

 

華やかなシャクヤク、清楚なスズラン

庭にある濃いピンクのシャクヤクの花が咲きました。シャクヤク宿根草。冬は地上部が姿を消しますが、暖かくなるにつれ、葉はぐんぐんと伸びていました。f:id:kusuriyubino:20220504163442j:image

このシャクヤクは、広島県の実家から株分けし持ち帰ったものです。秋が株分けの適した時期ですが、GWの5月に掘り返し移植しました。15年くらい前のことです。以降、毎年元気に咲いてくれます。

♢ ♢ ♢

GWに実家に帰省すると、いつもシャクヤクが開花していました。帰る時は新聞紙に包んで花を持ち帰っていました。実家の植物の中で一番好きなものがこのシャクヤクでした。

ある年、シャクヤクが咲いていない年がありました。寒かったせいか、開花が遅かったようで「つぼみ」でした。つぼみで持ち帰り、半分は花瓶にさし咲かせ、残りの半分は吊り下げてドライフラワーにしました。ドライにしたものは、いつまでもピンク色を保ち、その後一年間くらい姿を楽しめました。もちろんつぼみのままです。ピンポン玉のようにまん丸なところが可愛いです。

今年もドライにしてみます。花びらが咲く直前のつぼみを収穫。ピンクが多い時を狙います。


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下枝をとり、あとは束ねて吊るすだけです。

4/27に収穫し吊り下げました。下の写真は、1週間後の5/4の姿です。
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1週間後には、ひと回り小さくなっています。ある程度乾燥させた後、花瓶にさします。

♢ ♢ ♢ ♢

隣家との間の半日陰の花壇に、スズランがひっそりと咲いていました。

私の実家が、北海道の叔母からもらい、それをわけてもらった記憶があります。スズランも毎年咲き、地下茎で少しずつ増えています。九州でも育つのですよ。

咲いた花に顔を近づけて匂いをかぐと、清楚ないい香りがしました。

北側の境界ブロック塀の付近で繁殖しています。暗く、あまり日の当たらない場所がいいのかもしれません。

阿蘇、九重に行きました

ゴールデンウィークの混雑を少しでも避けようと、2日の月曜日にドライブに行きました。目指したのは、隣県の大分、熊本県の両県。九重や阿蘇付近です。

大分県

「九重夢大吊橋」標高777m長さ390m。人が渡るつり橋としては、日本一の高さのつり橋です。

ここを歩いて渡ります。人しか通れない橋です。ペットを連れての入場も、傘をさしていても入れません。渡り始めると、恐いこともあり、もう前進しかなくて早く渡り切ろうと思いました。風が吹き抜けていくのを感じ、自然のスケールの大きさを知りました。

つり橋の上はとても寒かったので、季節は夏に行くと涼しくていいと思います。

4人連れの若い男性グループの中の一人が、友人の背に抱き着くように恐るおそる歩いていて、なんだか可哀そうになりました。高所恐怖の方は立ち入らない方がいいようです。

 

熊本県

大観峰」から阿蘇五岳を望む 

阿蘇カルデラを一望できる場所で、ここから阿蘇五岳を眺めると、お釈迦様の寝姿に見えることから「阿蘇涅槃像」とも呼ばれています。初めて来たのは小学生の頃です。何度見ても雄大さに魅了されます。絶景です。

 

「草千里ヶ浜」 

美しい大草原が広がっています。

 

乗馬を体験することもできます。

 

烏帽子岳

 

阿蘇中岳」 今も活動を続ける活火山です。この日の噴火警戒レベルは1でした。

5月は新緑がとても美しい季節です。
久しぶりに阿蘇、九重に来ましたが、素晴らしい景観に感動すら覚えました。これからは度々訪れることができそうです。

鹿児島の温泉郷に、もう一度いきたい

今週のお題「好きな街」

転勤族だったので色んな土地に住んだことがあります。人口の多い政令都市や、田舎の郡部もあります。その中でも印象に残っているのが、20代の若い頃住んだ鹿児島県の田舎街です。

市町村の合併で現在は霧島市となっているその街は、温泉郷として有名なところです。桜島の火山灰があまり降らない地域だと聞き、私たちはその街に住むことを決めました。昭和が終わり平成になるころでした。

最初は「ここは田舎すぎる」というのが正直な感想でした。川沿いに旅館や風呂屋が立ち並び、その周辺には田や畑が一面に広がっていました。でも住んでみると、スーパー、銀行、郵便局、病院など生活に必要な施設が徒歩圏内にあり、生活するのには何も困らず便利なところでした。

南国のそこに住み驚いたことは、夏になると夕方のニュースでアナウンサーが、

「明日は暑さが厳しいので、子どもさんは外で遊ぶのはやめましょう」

と注意報のように言っていることでした。暑さの厳しい地方は、ニュースでそんなことをいうのかとビックリした覚えがあります。私の生まれた福岡県では聞いたことがありませんでした。今でこそ大気の温度が昔よりあがり、夏の間は猛暑の注意喚起がされますが、暑さの厳しい土地では昔からそのような声掛けがあったのです。

それと地元の方によく質問されたのが、

「うちぶろはありますか?」です。あなたの家にお風呂はありますかという質問です。

湯治場としても知られるその地区では、家のお風呂にはあまり入らず、家族湯に入りにいくようでした。そしてしきりに「家族湯におはいり」と勧められました。もちろん、よく家族湯は行きました。家のお風呂よりひと回りもふた回りも大きなお風呂があり、貸し切り500円だったと思います。温泉の湯でお肌がすべすべになって気持ちよかったです。

桜島

そこでは初めての子どもが生まれ、子育てが始まりました。人口の少ないその街では、日中、ベビーカーを押してスーパーへ着くまでの道のりで、誰ともすれ違わないことを経験しました。暑さを避け開店と同時にスーパー行ったときには、お客さんが誰もいませんでした。公園に行っても誰もいない、銀行は人がまばら。小さな赤ちゃんの世話に追われながら、世の中の人は一体どこに行ってしまったのかと思いながらの毎日でした。

夜になると夫が仕事から帰ってはくるものの、果てしなく続く赤ん坊と二人っきりの単調な日々。こんなに孤独を感じるなんて、想像すらしていませんでした。親や親戚や友人からも、誰からも語られたことのない話です。この地は「子育ては孤独なのだ」と私が気が付いた場所でもあります。

2年くらいで転勤になり、それからは転勤族の多い地域に努めて住むようにしました。同じような境遇の人と協力し合って、子どもとも親とも仲良くしました。親に頼れないよそ者同士で不思議とすぐ仲良くなれました。

 

かつて私の住んだ温泉郷は、緑豊かな環境の良いところで、人もみな私たちに優しくしてくれた。でも、子育ては孤立するという現実を知った場所でもある。

思いもかけない感情を経験したせいか、懐かしんで訪問したいと思うことはありませんでした。ですが最近「もう一度あの場所に立ちたい」と思うようになっています。三十数年の時を経て、私の中で何かが変わったのでしょうか。いつか行くことが叶った日には、ブログで温泉郷のその街を紹介したいと思っています。霧島市の日当山(ひなたやま)温泉です。

食事は腹7分目、できるかな

昼食は家で食べることがほとんどですが、たまに外食のことがあります。コロナになってからの外出先でのお昼は、コンビニで買って車の中で食べるというスタイルが断然多くなりました。珍しく今週は2回も外食する機会がありました。外食はいいのですが、ちょっと苦手なんです。小食のため残してしまうからです。

コンビニだと自分が食べられる量しか買わないし、残しても持ち帰れるものを買います。外食だとそうはいきません。あまりにたくさん残すとお店の方に申し訳ない気持ちになるので、出来るだけ自分が食べられる分量のメニューを選ぶようにしています。

和食のお店で「えびの天ぷらそば!」

そばも天ぷらも大好きです。えびの2匹のうち1匹は娘にあげました。あったかいおそばも美味しかったです。それでもこの分量でおそばは半分残しました。意外とおそばの量が多かったのです。もったいないですよ。

別の日。

薄暗ーい個室で撮影したのがこちら、「たこ焼き」です。

マイク片手にタブレット端末からいそぎ探し注文、よくよく見ると5個でした。あれ、少ない。でもこれなら残すこともなく完食できます。食べ終わるとちょっと足らないなと思いましたが、ドリンクバーのポタージュスープを飲んでお腹は落ち着きました。これで丁度いいのかもしれません。

年齢を重ねるにつれ、段々食べる量が減ってきています。もりもり食べていた昔が嘘のようです。お金もかからなくなりました。

量が減った分、食事の内容にはかなり気をつけるようになっています。量より質の重視です。少ない量でどれだけの栄養素をとれるかをいつも考えています。夕食の時、血糖値を急激にあげないようおかずを先に食べていくと、最後のご飯(お米)を食べる頃にはお腹がいっぱいになっています。ご飯を無理に食べるのはやめました。そうすると、翌朝の朝食はお腹がすいていて、十分な量を食べられます。一日の始まりの朝の朝食が充実しているのはいいことなので、何年もそうしています。

私は胃腸が弱いこともあり、医師からは「腹八分目より、腹七分目にね」と指導されています。「そんなこと出来ない」といつも心の中でつぶやくのですが、昨日の「たこ焼き5個」の昼食後がとても快適だったので、これからは腹7分目を心がけたいです。

実はパートを辞めたこの2年で、3キロも体重が増えました。活動量が少なくなったからでしょう。でもこれだけ小食で食べるものにも気をつけているのに、一向に増えた体重は落ちません。年齢には逆らえない現実に直面しています。

アクロス福岡の山に登った

今週のお題「好きな公園」

樹木がうっそうと生い茂る空間が好きなので、そんな公園があったら教えて欲しいです。また行きたいと思うところは、広島県三段峡です。川が流れ、たくさんの木々に囲まれた緑豊かなところで、自然を満喫できる良い場所でした。公園とは少し違うかな、自然と触れ合える場所です。

2週間前くらいですが、福岡市のど真ん中にある天神中央公園に行きました。木々が植わり、ベンチがあるだけの公園です。お昼時、会社員の人たちがベンチでランチをしていました。私が立ち寄ったのは、その横にある「アクロス福岡」です。ここは、福岡シンフォニーホールや会議場があるところです。ここがなんと、建物の壁面に階段があり、登れるそうなんです。そこには、沢山の植栽が植えられています。段上ステップガーデンというそうです。

ここが入口です。登ってみます。平日なので屋上展望台はあいてないらしく残念!

登れるとは知っていましたが、街中にこんないい場所があるなんて思ってもなかったです。沢山の樹木が素晴らしい。ここでは、常緑樹と落葉樹が割合よく植えられていて、四季折々に変化する植物を楽しめるようです。

階段をどんどん登りましたが、平日のせいか誰もいませんし、急に恐くなってきました。私の息もあがっています。もしもここで倒れたとしても、誰も気が付いてくれないと思うと、登るのをやめようと思いました。

14階までありますが、12階のこの辺で断念することにしました。暑いし限界でした。ここの扉からアクロス内に入れるのではと思いましたが開いていない様子でした。緊急時はどうするんだろ、とまたまた不安になったのでした。

 

降りるのはスムーズでした。

下の方にいくと、ランチを食べに登ってきている人もいました。ベンチもあちこちにあるので、お弁当を広げて食べるのもいいですね。

アクロス福岡の外観です。個性的な外観です。